教えて!goo 薬害エイズについて
タイトルの質問について次のような回答が見られました。
「普通のエイズは血液感染します。
こちらはわかりますよね。
薬害エイズの場合は、献血した人から取った血を薬にした薬を飲んだ人が感染しちゃったエイズです。
こちらは前々から危険だからやめたほうが良いと言っている人がいたにもかかわらず、やめなかったので問題になっているのです。
今は加熱して、エイズのウィルスを殺してから作っているらしいので、平気みたいですよ。」
いやあ、ここまで不正確な回答が掲載され続けるとは困ったものだ。05-08-08 23:37に投稿以来訂正もされず載っているのだが、「自信: なし 」なら投稿しないでね。いくら無知だからといっても「わかりやすい説明ありがとうございました!!!」ではねえ・・・。
■普通のエイズは血液感染します。こちらはわかりますよね。■
●普通の=性感染や薬物注射などによって感染した、という意味でしょう。
●それに対して「薬害エイズ」とは、「その血液凝固因子製剤を投与しないと時として生命の危機にさらされる血友病患者」に「次第に混入ウイルス(HIV)の正体も突き止められ、エイズ症状を呈する血友病患者も広がり始め、加熱によってウイルスを不活化した加熱製剤が米国で承認使われるようになってからも、日本では承認審査に2年3ヶ月もかけ、非加熱製剤の回収も一切行わず、HIV感染被害者を大量に生み出してしまった」という危機管理能力の不全、そして誰も責任を取らない・・・という「社会構造による薬害(拡大放置総無責任体制)」によってエイズウイルスに感染させられた・・・という社会問題です。
●ですから、「普通のエイズだろうが薬害原因のエイズだろうが他人に移りうると言う意味では同じである」というのが正しい言い方です。
■薬害エイズの場合は、献血した人から取った血を薬にした薬を飲んだ人が感染しちゃったエイズです。こちらは前々から危険だからやめたほうが良いと言っている人がいたにもかかわらず、やめなかったので問題になっているのです。■
どうしてこのような不正確な説明を思いついたのか知りませんが・・・。
●まず、当時の血友病治療薬は、米国の「売血」何千人もの売血血液を大きなプールに集めて、攪拌させながら大量の製品を生産する「非加熱・血液凝固因子製剤」が圧倒的なシェアを占めていました。
一部良心的な医者は、多少の不便は覚悟でクリオ製剤に戻しました。
(私の知っているごく普通の田舎町医者は、新聞記事と数本の医学論文を読んだだけで、自分が診ていた弟の薬を、非加熱濃縮血液凝固因子製剤から、ただちに国内の2~3人の血液で作る一世代前の薬、クリオ製剤に代えました! 感染を免れた弟さんは今でも元気にビジネスで飛び回っています)
多くの患者が集まっていた専門病院では「感染の可能性は低い」「仮に感染しても発病の可能性は低い」安心情報を流し、ちらほらエイズ様症状が出始めると、今度は「これは誰にでも言っていることだがこれからの人生は感染しているつもりで生きて行ってね」と説明して、「ちゃんと告知した」という免罪符を得ようとしました。
「普通のエイズ」と「薬害エイズ」とは何が違うのか?
感染原因が違う。しかし病気やその治療は基本的には同じです。
こんな感じの説明でいいでしょうか?
またおいおい語りなおしましょう。
タイトルの質問について次のような回答が見られました。
「普通のエイズは血液感染します。
こちらはわかりますよね。
薬害エイズの場合は、献血した人から取った血を薬にした薬を飲んだ人が感染しちゃったエイズです。
こちらは前々から危険だからやめたほうが良いと言っている人がいたにもかかわらず、やめなかったので問題になっているのです。
今は加熱して、エイズのウィルスを殺してから作っているらしいので、平気みたいですよ。」
いやあ、ここまで不正確な回答が掲載され続けるとは困ったものだ。05-08-08 23:37に投稿以来訂正もされず載っているのだが、「自信: なし 」なら投稿しないでね。いくら無知だからといっても「わかりやすい説明ありがとうございました!!!」ではねえ・・・。
■普通のエイズは血液感染します。こちらはわかりますよね。■
●普通の=性感染や薬物注射などによって感染した、という意味でしょう。
●それに対して「薬害エイズ」とは、「その血液凝固因子製剤を投与しないと時として生命の危機にさらされる血友病患者」に「次第に混入ウイルス(HIV)の正体も突き止められ、エイズ症状を呈する血友病患者も広がり始め、加熱によってウイルスを不活化した加熱製剤が米国で承認使われるようになってからも、日本では承認審査に2年3ヶ月もかけ、非加熱製剤の回収も一切行わず、HIV感染被害者を大量に生み出してしまった」という危機管理能力の不全、そして誰も責任を取らない・・・という「社会構造による薬害(拡大放置総無責任体制)」によってエイズウイルスに感染させられた・・・という社会問題です。
●ですから、「普通のエイズだろうが薬害原因のエイズだろうが他人に移りうると言う意味では同じである」というのが正しい言い方です。
■薬害エイズの場合は、献血した人から取った血を薬にした薬を飲んだ人が感染しちゃったエイズです。こちらは前々から危険だからやめたほうが良いと言っている人がいたにもかかわらず、やめなかったので問題になっているのです。■
どうしてこのような不正確な説明を思いついたのか知りませんが・・・。
●まず、当時の血友病治療薬は、米国の「売血」何千人もの売血血液を大きなプールに集めて、攪拌させながら大量の製品を生産する「非加熱・血液凝固因子製剤」が圧倒的なシェアを占めていました。
一部良心的な医者は、多少の不便は覚悟でクリオ製剤に戻しました。
(私の知っているごく普通の田舎町医者は、新聞記事と数本の医学論文を読んだだけで、自分が診ていた弟の薬を、非加熱濃縮血液凝固因子製剤から、ただちに国内の2~3人の血液で作る一世代前の薬、クリオ製剤に代えました! 感染を免れた弟さんは今でも元気にビジネスで飛び回っています)
多くの患者が集まっていた専門病院では「感染の可能性は低い」「仮に感染しても発病の可能性は低い」安心情報を流し、ちらほらエイズ様症状が出始めると、今度は「これは誰にでも言っていることだがこれからの人生は感染しているつもりで生きて行ってね」と説明して、「ちゃんと告知した」という免罪符を得ようとしました。
「普通のエイズ」と「薬害エイズ」とは何が違うのか?
感染原因が違う。しかし病気やその治療は基本的には同じです。
こんな感じの説明でいいでしょうか?
またおいおい語りなおしましょう。
そしてこちらのサイトさんに行き着きました。薬害エイズに関する記事を読ませて頂きました。
薬害エイズに関する様々な背景が垣間見えた気がします。
薬害エイズを正しく理解できていない人はたくさん居るのではないかと思います。私も今回調査をして初めて、なんとなくではく理解出来た、という感じです。
将来薬剤師になろうというのに、本当に恥ずかしい話です・・・。
授業では、それぞれが調査した薬害について発表し、薬害について話合っていきます。こちらで読ませて頂いたものを参考に、発表しようと思っております。
長文失礼しました。