川越雑記帳2(川越見て歩き)

フェロモントラップに注意


 秋桜のある家の角を左折した。
道の北側は雑木林、南側には畑が広がっていた。
林沿いの道を進んだ。最初の交差点の林の角に、白い看板が立っていた。
そこには、保護樹林と書いてあった。


 さらに進むと、林の一角に新築中の家があった。
もう少し進んで、畑が終わるところで、林側にフェンスで囲まれた施設があった。
その右側に石碑が見えた。


 白い礎石の上に、磨かれた黒い石碑が建っていた。
石碑には、白い字で「下赤坂 土地改良記念碑」と書かれていた。
日付は、平成十一年十二月建立となっていた。
見た目の通り、かなり新しい石碑であった。


 先に石碑に目が行って、手前の施設を見逃していた。
フェンスを見ると、何やら書かれた白いボードが付いている。
そこには、「平成12年度彩の国有機100倍運動推進事業」と書かれていた。
こんなところにも、ダジャレが使われていた。
事業の名称として、「フェロモントラップによる誘殺防除」と書かれていた。
さらに、「ハスモンヨトウに対する性フェロモン剤を用いた広域防除技術の実証」と設置目的が記されていた。
設置ヶ所は18箇所。南側に広がる畑に設置されたのだろうか。
実証期間は過ぎているが、その効果はどうだったのだろうか。
現在でも、トラップとして機能しているのだろうか。

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