坂を下りいくつか角を曲っていると、新河岸川の弁天橋の傍に出た。
最初の目的地と違うが、せっかくなので新河岸川を見ることにした。
弁天橋の下流側の桜は葉の色が濃くなっていた。
下の河原の草、同じように色濃くなり、菜の花などは見えない。
橋の下を覗くと鯉の群れが泳いでいた。
桜を見に来たときは何故かいなかったが、また元の場所に戻ってきたようだ。
そろそろ産卵の時期なので、バシャバシャやっているかと思ったが、まだのんびり群れていた。
上流側にある桜などの木も、すっかり姿を変えていて、河原に落ちる陰が濃い。
左岸の角にある山桜にサクランボがあるかと思ったが、遠目では分からない。
近づいてみると、あちらこちらに少し赤みのついた実があった。
赤いサクランボになのには、もう少しのようだ。
近くの葉に昆虫が止まっていた。
カメムシの一種のようだが、別の葉にも同じ虫がいた。
この桜を好む虫なのだろうか。
少し上流の枝の折れた山桜は、まだ同じ状態だった。
枝を見回すと、この桜にもまだ固そうなサクランボがなっていた。
さらに上流にハゼの木がある。
土手の道の上に枝を伸ばしているが、中央の一部の枝には葉がついていない。
去年の秋に見たときにも周囲と様子が違ったが、枯れてしまったようだ。
水路に咲いていたシャガも、すべて花は落ちていた。
桜が散った後の新河岸川は人の姿はなく、すっかり落ち着いた感じになっていた。
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