まだ少し菜の花が残っているが、それに混ざって青い花が小さな群れを作っている。

青い花と同じ種類の白い花も見える。

アップで見るとヤグルマギク(矢車菊)のようだった。
新河岸川の土手を歩いていると所々で咲いているが、これほどまとまっているは初めて見た。

さらに右手(上流側)にも同じくらいの群生があった。
右端のほうには、濃い紫の花も見える。

濃い紫の花は所々に咲いているが、右端のものが目立つ。

ふと足元を入ると、1輪だけ青い花が咲いていた。

明らかにヤグルマギクだった。

だれかがここに種を巻いたのではなく、自然生えたように見える。
家の庭でよく見るので園芸種だと思っていたが、雑草に負けず健気に生きている。
と思っていたら、れっきとした雑草だった。
麦畑などに生える雑草だったのを改良して、色々な花を作り出したらしい。
それが、本来の雑草としてこの土手下に繁殖したようだ。
これが広がると、川辺の風景も大分変るだろう。