㍍ほどで、左側にブロック塀に囲まれた妙養寺がある。」

ブロック塀越しに本堂が見えた。
その後方には、最初に行った栄林寺の本堂の屋根が見えた。

「門は閉ざされているが木造の新築された本堂が立派だ。同寺は日蓮宗で、蓮信山と号す。
この寺のいわれは、修業中の日蓮聖人が、深く帰依した夫妻に蓮信、妙養という法名をおくったところから、天文7年(1538)中興開山した日在が命名したという。」
この時も門は閉ざされていたが、他では見られない珍しいものだった。

門の左側には、高い基壇の上に石塔が建っていた。
「本堂の右側に二つの素朴な木造瓦葺のお堂が並んで建つ。左は妙見堂といい、秋元但馬守の家臣・堀内十太夫が勧請したもの。右は七面堂である。この前に、元禄二年(1689)建立の青面金剛の庚申塔が寂しく控えている。」
門の先へ行ったが、その先の門も閉まっていて、お堂を見ることができなかった。

先日、前を通るとお堂の前の門が開いていた。
中を見るとお堂が並んでいるのが見えたので、携帯のカメラで撮った。
樹木に囲まれ、石段の先の少し高い所に建っていた。