下流の樹木の茂る辺りに来た。
枝が対岸に届きそうなほど伸びている。
両岸に緑があり、流れもゆったりとして、ほっとする風景である。
その先に石原橋が見えた。
橋を渡って振り返り、対岸を撮った。
正面右に古い商家があり、橋とよく会った景観を作っている。
橋の中央で、下流側の水面を見ると、なにか動くものがあった。
丸い形で、頭と手足がある。
亀かなと思ったが、頭が尖っていたので、スッポンと分かった。
こんな所にスッポンがいるとは以外だった。
少し前の新聞に、市立美術館の地下でスッポンが見つかったと出ていた。
新河岸川に離す予定だとも書いてあったが、どこかでこのスッポンと出会う事があるかもしれない。
下流側は左にカーブし、石垣の先に高沢橋が見えた。
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