会社の門の脇の植え込みにあるが、陽当りも良く毎年多くの花を付ける。

まだ蕾も残っているが、あちこちに花がまとまって咲いている。

この分だと龍池弁天のシャリンバイも咲いているはずだった。
上から龍池を見下ろすが、シャリンバイは大木の影に入っている。

池には2羽のカモが泳いでいた。
上の段の池にいて、対岸に向って泳いでいた。
この池でカモを見るのは、初めてだと思う。

日陰のシャリンバイもやはり咲いていた。

日陰で地味な感じだが、シャリンバイはシャリンバイである。

2段になっている池の境にハトが3羽いた。
最初は1羽だったが、シャリンバイを見ている間に3羽に増えていた。
この池でハトを見るのも初めてである。

対岸に渡った2羽カモは、トコトコと下の方へ歩いて行く。

やがて、キショウブの咲いている辺りまで来た。
キショウブの花は、前回見たときより格段に増えている。

キショウブを見ていると、池の中で白いものが泳いでいる。
大きなコイの脇に、小さな魚がいた。
コイがゆったりと泳いでいるのに比べ、こちらはあちこちと泳ぎ廻り忙しい。

以前、この池に1匹の緋鯉がいたが、いつの間にかいなくなった。
その緋鯉に色の感じが良く似ている。
その子孫なのか、それとも誰かが池に放したのか分からない。
しばらく、カメラで追ったが、あまりうまく撮れなかった。
そのうち大きくなれば、泳ぎもゆったりとして、撮りやすくなるだろう。