喜多院の山門の両側には、「七五三祈願」と「護摩修行」の看板が立てられているが、その脇に「川越菊まつり」の黄色い看板もあった。


境内には、いつもの所に会場があった。
しかし、例年は外でも菊の鉢を売っているが、今年は全くなかった。
入口では、掛りの人が来場者の人に、「今年はいつもより1週間ほど遅れている」というような事を言っていた。

中へ入ると、右側の棚にはいつものように盆栽の菊が並んでいた。

中央では、鉢植えの菊を売っている。
これは例年通りだが、その先、北側の通路沿いには菊が見えなく、ポカンと空いている。

その先の入口からみて正面には、例年だと菊人形など凝ったものを展示しているが、今年は様子が違う。
埼玉県知事賞などを受賞した作品が並んでいる。
これらは、いつもは右の通路の奥の正面にあったものだ。

右側の棚は、盆栽に続いて、背の低い花が並んでいる。
こちらは、例年と同じように見える。


中央には、これもいつものように、傘仕立の菊が並んでいる。

最初の2つはまあまあだが、その次の菊は寂しい感じがする。

通路の奥、突き当りの左手には、背の高い五重塔があって目を引く。

しかし、屋根の菊はまだ物足りない。

右手奥には、色々な形の菊がセットで展示されている。

東側には懸崖作りがあるが、咲き方にはバラツキがある。


その次の木のようにしたものは、ほとんど咲いていないように見える。

五重塔の向かい側には、菊の上に顔を出して写真をとるコーナーがある。
これもまだ、咲き方は物足りない。

北側には背の高い3本仕立の花が並ぶ。


こちらの花は良く咲いているように見えた。


彼岸花の開花も遅れていたので、菊はどうかなと思っていたが、やはり同じように見ごろには少し早いようだ。