
突然、本堂の屋根からハトの群れが飛んだ。
そこにハトがいるのに気づいていなかったので少し驚いた。

全部飛んだのではなく、跡には7、8羽のハトが残っていた。

そのハトも飛んで、境内の上を飛び回り始めた。

こんどはすべて飛んだと思ったら、なぜか1羽でけ残っている。

上空で旋回していたハトたちは、意外とすぐに戻ってきた。

かと思ったら、また飛び去った。

今度は、屋根の上には1羽もいなくなった。

しかし、またすぐに戻って来て、屋根の上に並んでいる。

ハトはむだに飛ぶことはないそうだが、この時は何をしていたのだろうか?