川越雑記帳2(川越見て歩き)

31-8 田中弥右衛門の碑とごぜ橋

 「県道鯨井狭山線に出て、手習いの師匠と呼ばれた田中弥右衛門の碑がある田中家を過ぎ、南へ10分ほど行くと「ごぜ橋」に出る。」



 雑木林を抜けた後右折して、畑の中の道を通り、サンクスのある交差点に出た。
道の向こう側、やや八瀬大橋に寄ったところの家に石碑が見えた。
塀の一部を開け、通用口が付いていて、その奥に石碑がある。
この石碑のために設けたような通用口である。



 道を渡り外から石碑を撮らせてもらった。

 前の写真で、家の後ろに森が見える。ここに神社があるが、「散歩」では紹介していない。このコースの最後で回ることにした。



 サンクスの角を左折し、安比奈公園入口の交差点を越える。
そのまま直進すると、歩道脇に深く抉られた川が現れる。
その川は狭山市との境で県道を潜る。
「散歩」の地図で見ると、ここがごぜ橋と思われた。

「この橋は、柏原(狭山市)にいた瞽女(ごぜ)が戸加川にかかる土橋が、少しの雨や霜どけにも滑って危険なため、一念発起し、毎日三味線をかかえて門づけをしてまわり、お金を集めて石の橋にかけ替えたものだという。現在はコンクリートの橋になり、昔の面影はないが、今なお、「ごぜ橋」と呼ばれている。」



 狭山市側から川越市側を撮った。
川はこの下を左から右前方へ、斜めに潜っている。
車で走ると、橋があることに気が付かないほど小さな橋である。
橋の名前が小さなプレートに書かれ、「上宿橋」となっていた。



 橋の下流側は深く、この川は下流で右に逸れ、安比奈公園脇から入間川に注ぐ。

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