季は春、 季節は初春、 24節季は立春、
二候=黄鶯睍 (うぐいすなく) うぐいすが山里で鳴き始める
新暦2月9日~2月13日の5日間
風物詩
「花」 紅梅・白梅 : 初春を代表する梅の花、早春に香りの強い白、あわ紅、紅色の花を咲かせて、切り花としてだけでなく、庭木や盆栽でも愛されています。松、竹、と並んでおめでたい三大植物です。花が散ったあとでできる実は梅酒、梅干しとなり、食卓を飾ります。まさに見てよし、食べてよしですから、梅は日本人好みの万能選手です。
「野菜」 鶯菜 : 小松菜の旬は冬ですが、春に10センチほど伸びたものをつまみ菜にします。ちょうど鶯が鳴くころ。色のイメージも似ていることから「鶯菜」と呼ばれるようになりました。
「魚」 鰊(にしん) : 「春告魚」と呼ばれた鰊。かっては春になると、産卵のため、北海道に大群が押し寄せていました、ところが、昭和の中ごろから激減してしまいました。鰊の卵が「数の子」。これは「カド(鰊の異名)の子」が変化したものです。
「鳥」 鶯 : 「春告げ鳥」とも呼ばれ、ホーホケキョという独特の鳴き声を楽しむために、古くから飼育されてきたウグイス。夏は山地の低木で繁殖しますが、冬になると低地に降りてくるため、私たちを楽しませてくれます。
目白 : 冬に小さな群れをつくるメジロも鶯同様、チーチーというその鳴き声のかわいらしさかで昔から飼われていました。鶯に似た姿をしているが、目の周りの白いところがチャームポイントで、名前の由来であり、特徴です。
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