ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

三浦しをん 「舟を編む」 読了

2023年07月31日 21時22分00秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。

暑い日が続きますね。
エアコンがこの世に無かったらどうなってしまうのだろうと、無意味なことを考えてしまうのも、きっと暑さのせいでしょう。

そんな中、三浦しをんさんの「舟を編む」を読みました。

なぜなのか、夜の海を連想するんですよね、この作品。
そういう描写があったことが影響してるのかな。


最初、タイトルから漁師の話なのかなと思いましたが、大外れ。
実は辞書の編纂をテーマとした小説です。
このタイトルは、「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味から来ているそうです。
その辞書の名は「大渡海」(だいとかい)。
物語の始まりから、編纂が終わるまでの15年の物語です。


こう書くと、なんだか物々しい雰囲気を感じそうですが、内容はとても読みやすく、憎めないキャラや一癖あるキャラが全体にライトな雰囲気をもたらしてくれています。
原作が女性誌の連載小説だったのもそういう色を持った作品になった要因かと思われます。


主人公は玄武書房の営業マン、馬締光也(まじめみつや)。
名前に負けず劣らず真面目を地でいく男です。
彼を中心に、自社に魅せられた人生を歩む松本先生、先輩社員荒木、チャラい同僚西岡、スーパー事務佐々木、イマドキ女性営業岸辺といういずれもクセのある登場人物が脇を固め、ともすれば難解にもなってしまいそうな辞書編纂という物語を読みやすくエンターテイメント性の高い小説に昇華しています。

物語は各人物の視点での話がそれぞれ紡がれている形です。
それぞれがどんな想いや視点で辞書編纂に取り組んでいたのかが分かり最後の方には全登場人物に愛着が湧いている状態になっています。



それにしても、読めば読むほど辞書を作るということが、どこまでも途方もないものだと痛感します。
これはひとつの冒険のようでもあり、浪漫を感じずにはいられない小説でした。

調べたところ、本作は2012年に本屋大賞を受賞しているようです。
そりゃそうだよな、面白いもん。

また、映画化やアニメ化もしておりいずれも評価は高いようです。
実は僕もアニメ化の方が先に触れていました。
アニメ化している小説を読むと、登場人物の声が脳内再生されるのが良いですよね。
たぶん、それも読みやすかった一因です。

とても面白かった作品、まだ読んでない方はぜひ手に取ってみてください。







コメント (2)
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夏休み

2023年07月28日 21時05分00秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

今週も出し切って出がらしとなった体で帰路についています。
ようやく金曜日。
今週もやりきった!


明日はお休みですが、お休みはお休みでやることがあります。


そう、今この時期は子供たちの夏休み。
大物の宿題を終わらせていかなくてはいけません。

日誌やドリルなんかは子供だけでもやれますが、ポスターや読書感想文のような時間も集中力も必要なものはフォローしていかないといつまでも終わりません。

明日は読書感想文かな?
子供が本を読んでどんなことを思ったのか、どんな気づきを得たのか、聞くのが楽しみです。


それにしても、なんで夏休みなのにこんなに宿題が出るんだろう?
もっと抑えてもいいと思うんだけどな。
自分の頃よりも多い気がする。

今の子供たちは大変だ😫
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ミッションインポッシブル デッドレコニング Part1

2023年07月25日 20時33分00秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

7月21日金曜日。
この日をどれだけ待ち侘びたことか。

映画、ミッションインポッシブルの日本公開初日でした。

この日ばかりはとんでもない集中力で仕事を終わらせまして、定時ダッシュと共に映画館へ駆け込みました。


それくらいまでしてみたい映画。
大好きなシリーズなんです。


今回のサブタイトルは「デッドレコニング」。
二部作で、Part1が公開された形です。
シリーズとしては7作目であり、ラストの作品となります。


主演はもちろんトムクルーズ。
1996年から27年にわたり、主役のイーサンハントを演じてきています。


本作の醍醐味はスタントをトムクルーズ自身が演じているところにあり、今回もかなり危険なスタントをこなしていました。


見る人によっていろんな感想はあるかと思いますが、僕としては大満足。
贔屓目も含めてめっちゃ楽しめました。


前述したスタントもそうだし、作品内のチームメンバーとの掛け合いや、ヴィランの存在感。
シリアスもあればコメディ要素もあり、エンターテイメントの塊ともいえる内容でした。

とにかく今作はアクションに振り切っていた感じがしますね。
大画面、大音量で見るとやはり格別です。


来年公開のPart2にも期待が高まりますが、できればもう一回くらい映画館で観たい。


これから観るという方もいるためネタバレはしませんが、前々作「ローグネイション」と、前作「フォールアウト」は観ておいた方が話がすんなりと入ってくると思います。


いやぁ、ホント好きだわあー。
文章で伝わるかな、この熱い気持ち。
色んな人に見てもらいたいなぁ。

トムクルーズはね、やっぱカッコいいっす!






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最近食べたラーメンたち

2023年07月23日 13時14分00秒 | 食べもの関係
こんにちは、ジニーです。

携帯の画像ファイルを見ていたら、
また、ラーメンの写真がたまってきてましたので
ちょっと出していこうかなと思いました。

でも思い出せないラーメン屋もありました。
備忘録的に写真は撮ってるものの、
お店の名前やメモ的なものは一切残しておりません。

ラーメン好きな人の眼福になれば幸いです。



当ブログでは、常連のばりばり軒!
やっぱ安定した美味しさです。



会社の近くのラーメン屋。
名前は忘れた…。
パクチーや紫玉ねぎのはいったハイセンス系。



ラの壱。
このお店では辛もらしがなかったけど
なくなったのかな?
それともこの店舗だけなかったのか?



国際センター駅近くのラーメン屋。
名前は忘れた。
意外に塩濃いめの味だった気がする。



ラーメン本郷亭。
この時食べたのが数年ぶりだったと思います。
安定のトロトロチャーシューうまし!





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プチ停電

2023年07月22日 20時57分00秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

先日の木曜日、夜の出来事です。
寝ようと思って寝室に向かっていました。
家族はもうみんな寝ていたので、戸締りと
電気を消して回っていました。
最後の電気を消した瞬間に、真っ暗になったのです。
普段寝る時につけている常夜灯まで。

停電です。

ちょうど電気のスイッチを押した時に全部消えたので
自分がなにかしたのかなと思いましたが、
すごいタイミングで停電になったのでした。

原因はいまだに不明なのですが、
1分くらいですぐに復旧したのでなんてことはない
停電でした。

しかし、普段ミステリー小説ばかり読んでいると
逆にこの短い停電が、何かの時間のトリックなのでは?
と感じてしまったりww
念のためブレーカーの確認と戸締りの再確認を
して寝ました。

しかし、朝異変が起こっていました。
やはりトリックだったのです。

予約設定していた洗濯機が回っていなかったのです。
停電で、電源が落ちていたのです。

やられた。
朝の我が家のルーティンが大きく乱れることになった
1日でした、とさ。

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31アイスクリーム

2023年07月18日 20時11分00秒 | 食べもの関係
こんばんは、ジニーです。

この三連休、家でだいぶのんびりと過ごしました。
エアコンつけても暑かったのは、ヤバかったですね。

そんなわけで涼を求めた結果、31アイスクリームを
食べようということになり、久しぶりに買ってきました。

面白いことに家族みんな好みが分かれていて、
8個入りのバライティーパックで一つも
被ることのないオーダーでした。


僕はレインボーシャーベットと、ジャモカアーモンド
ファッジの2種類を堪能しました。

甘酸っぱさとビタースイートの両軸からせめた感じです。


久しぶりの31アイスクリームはとてもおいしかった!
ハーゲンダッツやレディーボーデンもいいですけど
なんか31アイスクリームが一番好きかも。

なんとなくリッチな涼を得た週末でした。




ジャモカアーモンドファッジ!!

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雷雨の帰り道

2023年07月12日 18時55分00秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


仕事で外出した帰り、台風なのかってくらい
すごい雷雨に見舞われました。
さっきまで晴れてたのに、急に天気が崩れたかと
思ったら、次の瞬間にはゴロゴロザーザー。
最近こういう雨の降り方が多いですよね。
先日も九州や関東でそんな雨の降り方してました。


その雷雨の間は車の運転中だったので、
濡れたりすることはありませんでしたが、
フロントガラスを、流れる滝のような雨が
視界を非常に見にくくしていました。


梅雨があければましになるでしょうか。
昔に比べて梅雨の過ごし方がしんどくなってきました。

事故などには気をつけたいですね。
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桜庭一樹 「荒野」 読了

2023年07月11日 23時13分00秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。

今日は読書感想文。
桜庭一樹さんの「荒野」について書いていきます。

本作は僕が好んで試聴しているYouTube、「ほんタメ」で
紹介されていたのを見て知りました。



10代で読むべき小説として紹介されていました。

普段ならあまり気にせずスルーしていた
内容だったかと
思いますが、ちょうど娘が中学生になるタイミングでもあり
娘に読ませたいかもという思いから興味を持ちました。

しかし、一方的に読ませるというのは良くない、
ということでまずは自分が読まねばなりません!


この「荒野」というタイトル。
主人公の少女の名前です。
山野内荒野、12歳。
鎌倉で小説家の父と暮らす少女が主人公です。


中学入学からはじまり、14歳、16歳と4年間を
描き出した作品です。
まだ恋を知らない少女が、ひとりの少年との出会いや
取り巻く環境の変化を通して少しずつ変わっていく
様子を切り取っている作品です。

物語は荒野視点で進んでいきます。
年を重ねる中で、自分の中に生まれた変化を
戸惑いつつも受け入れていく様子は
同じ10代の多くの少女か同じように辿っていく
シンパシーに繋がっていくのかもしれません。

残念ながら男として育ってきた僕には
戸惑うほどの変化なんて記憶のどこかにおき忘れて
きてしまったようですが、読み進める中で、
それでも感じる共感があったり、自分にはなかった
新鮮な視点があったり、とても楽しかったです。


10代のうちに本作に触れて、年を重ねると共に
何度も再読することで自分の中の変化に気づいたり、
懐かしさを感じたり、長く付き合っていける
稀有な作品でもあるように感じました。


娘にとってそういう出会いになるかはまた別の話ですが、
頃合いを見て読ませてみたいと思います。


なお、本作は元々あった三つの小説家のを
一つに
合作したものらしく、かなりのボリュームになります。
でも、せっかくなのでバラバラに読むよりは
一気に読んでしまった方が、この作品に
閉じ込められた瑞々しさをより鮮やかに
感じられるように思います。

ぜひ、興味を持っていただけるようでしたら
手にとってみてください。






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谷崎潤一郎 「痴人の愛」 読了

2023年07月06日 19時38分00秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


今日は読書感想です。
珍しく生粋の日本文学に挑みました。

谷崎潤一郎(敬称略)の「痴人の愛」です。

アニメが好きな僕は、谷崎潤一郎のことを
文豪ストレイドッグスで知りました。
文豪を登場人物に据えた、異能バトルモノのアニメです。

このアニメでの谷崎潤一郎にナオミという妹が
いるのですが、このナオミが「痴人の愛」の
ヒロインであることを最近ようやく知ることになり、
無償に内容が気になったのが、読もうと思った背景です。


大正時代の作品ですので、時代背景ギャップなんかも
とても楽しく読めた作品です。


すごくシンプルに言ってしまえば、本作は
いわゆる恋愛小説に位置付けられると思います。
(著者自身は私小説としてるようですが)
主人公譲治とヒロイン ナオミが出会い、恋人になり
夫婦になり、という物語です。
しかし、この、ナオミが曲者で、とにかく奔放。
大正という時代の古い日本文化の時代背景にあって
主張し、男をたぶらかすナオミの存在は
とても異様で異質な存在です。

しかしながら、そんな異様で異質なナオミが、
破壊的なまでに存在感を放ち、固定観念にまみれた
当時の男どもを根こそぎ手球にとっていく様は
読んでいてとても痛快です。


よくこの時代にこんな作品が生まれたな、と感じます。
それくらい当時では先進的なテーマであり、
理解されにくい女性を書き上げているように思えます。

しかしながら一方で、この時代の人たちの
潜在的なところで求めていたものも、
こういった時代の枠をぶち壊すような作品だったの
だろうなとも思えるのです。
やはり、そんなパワーを感じる。


などと小難しい評論家のような言葉を並べましたが、
とにかく面白かった。
当時を知らない僕には理解し難い「当たり前」は
逆に新鮮で意味不明だったし、
本来しっかりして自立しているはずの主人公譲治が、
ドンドン流されて破滅していく様は、滑稽で痛快です。

ひょっとしたら男性よりも女性からの支持も
多かった作品かもしれませんね。


やめときゃいいのに、と何度思ったことか。
途中大きな動きがあり、ミステリー的な要素も
出てきますが、結局最後はナオミの勝ちという
本作の構成は期待を裏切りません。


タイトルからしてもっとお堅い文学かと思いきや、
思いっきりエンターテイメント作品でした。



最後に、本作を読むきっかけが文豪ストレイドッグスだと
書きましたが、このアニメは舞台化もしており、
その舞台でナオミ役を演じている齋藤明里さんが、
本作をYouTubeで紹介していたというのも
動機の大きな部分です。





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映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ファイナル予告

2023年07月02日 20時31分57秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

7月になりました。
愛知県はまだ梅雨ですが、今日は珍しく晴れ間がでてました。
そんな暑い暑い夏の7月。

ここにさらに熱くする映画が控えています。
そう、「ミッションインポッシブル」です!

この映画を待っていおりました。
必ず、映画館に見に行こうと思います。

暑い夏は苦手ですが、
今年の夏の熱さは楽しみです!

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ファイナル予告
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