ハルカゼカヲル

また君の好きだった　季節が来る
春風に誘われて　瞳を閉じる

いつまでも寄り添って　歩いていこうと
誓い合った約束はまだ覚えてるよ

あの頃の未来とは　違う現在(いま)がここにある
それでも人は進まなくちゃいけない　戻れない

もう　君はいないけど
もう　抱きしめることもできないけど
変わることのないものはある
君は今でも僕の大切な人


寂しさは残るけど　笑顔でいたい
やっと君のいなくなった　部屋にも慣れた

いつまでも悲しみを　引きずってはいられない
そろそろ僕も次に待つ場所へと　歩き出すよ

ねえ　君は元気かな
ねえ　僕のこの声が聞こえるかな
いつだって空を見上げれば
君の笑顔がそこに浮かんでくるようさ


僕がそうであったように
君も僕に笑顔でいてもらいたいはず
だから悲しい顔ばかりできない


もう　君はいないけど
もう　抱きしめることもできないけど
変わることのないものはある
君は今でも僕の大切な人

いつだって空を見上げれば
君の笑顔がそこに浮かんでくるようさ