大須観音人情物語

いよいよ今日からＧＷです。
今日から５月６日まで休みです。
うちは他の会社に比べて休みが長いため妹に軽く妬まれました。

さて、今日早速実家に帰ってきたのですが途中で大須観音という場所に寄りました。
大須観音というのは七福神の布袋尊が街られ手入る場所で、伝統的な骨董品の市場が開かれる一方でパソコンや古着の店が軒を連ねる伝統と流行が混ざり合った街です。
僕も高校生の頃からお世話になっている場所です。
大須観音では毎月２８日に万松寺の身代わり不動明王の前で厄落としの身代り餅が無料で振舞われています。
そう、たまたま寄った今日それをやっていたわけです。
なんとなくその寺の前を通りかかってみるとものすごい長蛇の列・・・。
これは餅は食えそうにないな・・・と思いつつも餅つきを見ようと人垣の中に入っていきました。
そのとき僕の近くにいたおばあちゃんが僕に声をかけてきました。
「お兄さんもお餅食べていきな」
といって整理券代わりの紙（お持ちをその紙の上に受け取る）を渡してくれたのです。
突然のことに戸惑う僕に、おばあちゃんは笑顔で紙を差し出しています。
するとそばにいたおじいちゃんも「兄ちゃん食べていきなよ」と誘ってくれました。
並んでいる人には申し訳ないのですが、その御好意に甘えることにしました。
高校時代じいちゃんばあちゃんと一緒に過ごしていた僕はお年寄りの笑顔に弱いのです。
楽しく話しかけてくれるおばあちゃんはとてもかわいらしかったです（＾о＾）
思いもよらない形で身代り餅を食べることが出来てちょっとラッキーでした。

こういった人情というものに触れる機会って、最近はなかなか無いですよね。
なんだか胸の奥が温かくなった出来事でした。