最近ほんとにコロナウイルスの影響で外の出店や活動がすべて中止になってしまい
毎日のブログ更新も頭を悩ませています。
しばらくは自分のことや、自分の書きたいことを思うままに書くことにします。
今日・明日は私が小牧養護学校に在籍していたときに
私にすごく影響力をくださった2人の先生について書きます。
私は小牧養護学校に小学部から高等部までの12年間在籍していました。
私が中学1年生のとき、ある女性の先生が学校に初任者でやってきました。
その先生はバリバリの体育会系で元気いっぱいの先生で
私は普通科家庭の勉強クラスで、先生には保健体育と
マンツーマン授業の自立活動という授業でお世話になりました。
自立活動の授業は身体的なリハビリが主です。そんな中私は中1のときに
今までは感じたことのなかった自分の障害に対して
自分1人では何もできない自分にものすごくジレンマを感じていました。
それでも悩んでいることを隠していたんですがどんどんどんどん
小さなことが積み重なって、先生に話してみようと思い
“話したいことがあります”と先生に言ったら、先生はいきなり私を抱きしめて
“何か悩んでるんでしょ?全部思ってること言いなさい”と言われ
私はびっくりして“なんでわかるんですか?”言ったら“わかるよ!
だってはるちゃんいっつも明るくてすごい笑顔だから。
ばれないように無理して笑ってるもん”と言われ、その瞬間“この人はなんなんだ、
なんでこんなに人の気持ちがわかるんだ”と
今まで頑張っていた糸が切れたように思いっきり先生に向かって泣き叫びました。
それからは自立活動の授業内容は先生が決めるんでなく、
私がやりたいことをやらせてくださいました。
自立活動が週に2時間あって、そのうちの1時間は主に身体的なリハビリ
もう1時間は、私のパソコン技術をあげるため特訓したり、
私は工具を使わずに歩いたことがなく“自分の力で歩いてみたい”と言ったら
“よし、分かった!”と言って、私を立たせて後ろで支えながら
歩かせてくれたり“自転車に乗りたい”と言ったら、
自転車のペダルにベルトで私の足を固定して
漕げるようにしてくれたり、オセロのルールがいまいち理解してなくて
私が分かりやすいように道具まで特製で作ってくれて
先生とオセロで勝てるまで特訓したり、
そして一番は、“1人で出かけたい”でした。
でもそのときは気持ちはあっても恐怖心が何倍もあって、
外で1人で動くなんてありえないと思ったんですが、
先生は“やってもいないのにできないとかわからないでしょう!
やるよ!”と言われてそれから月1で特訓しました。
まずは学校の門から外に出て周囲を歩くことから。
先生も一緒にいるけど、2,3メートル私から離れた所から見てるから
私はいないと思いなさいって言われて、
前から人がくるたびにぶつかるんじゃないかと怖くて
人が通りすぎるまで止まって動けなくて
もうひたすら前しか見てないから、後ろから人や自転車がきて
すごいびっくりするし、横断歩道も早く渡らなきゃって必死になって
全然左右確認しないで渡ったり、まったく標識とか目に入ってなくて、
学校の周囲を歩くだけでも3回ぐらい繰り返し繰り返しやって
その次からは学校から歩いて10分ぐらいのパン屋さんまで行って
自分で店員さんに頼んでパンを買ってくることをやったり
学校の近くのコンビニに行ったり、冬の時期も
冷たい風の中歩いて神社行ってお参りしたり、
スーパーまで行って買い物したりとにかく色んな所に行って特訓しました。
先生がいっぱい経験させてくれたから20歳こえてから
友達と遊ぶときも恐怖はなく、自分で行こうと自信になりました。
私が卒業してからも先生はプライベートで色んな所に連れて行ってくれて、
卒業するまでは先生と生徒の関係だったけど、卒業してからは友達のような関係で
私はこの先生と出会って先生の前では“本当の自分”をさらけ出すことができ
今の私があるのは本当に先生のおかげだと思っています。
今先生は体調を崩されていて4年ぐらい会えていませんが、
先生には日々感謝の気持ちと大好きな気持ちを持ちながら
いつかまた元気に会えると信じて毎日頑張ります❗😊
非常に非常に長くなりました(>_<)
悠花(*^^*)