太陽電池と水耕栽培と。。。 Season 13

いえのかたすみで野菜づくり

太陽電池レタスのハイポニカ、水の入れ替え

2010-09-26 | レタス

太陽電池で発電した電気をバッテリに蓄積し、その電気を使ってハイポニカの水循環ポンプを稼動させている「太陽電池レタス」。

きゅうりの葉が白くなってしまう現象が液体肥料のバランスがくずれてしまっていたためと思われます。そこで、太陽電池きゅうりが枯れてそのまま水を交換しないで太陽電池レタスを育てているハイポニカの水を入れ替えることにしました。

23日に植えたレタスの苗は既に葉の縁が黒っぽくなっていました。

団地での水の入れ替えはひと苦労です。水をベランダで流してしまうと、水に液体肥料が含まれているためヘドロが発生してしまいます。そこで、ゴミ袋に水を回収するようにしました。

意外と液体肥料槽の中は汚れていませんでした。

赤い外枠と発砲スチロールの器の間にはヘドロのようなものが付いていました。

レタスを再度設置しましたが、どのようになるでしょうか。。。

 


きゅうりの葉が白くなった原因は。。。

2010-09-26 | きゅうり

きゅうりの葉が白くなった原因についてごきげん野菜の店長さんから情報をいただきました。

***

葉の脱色が細菌やウィルスの病気かと懸念していましたが、「病気ではないだろう」との見解。やはり生理的な障害のようです。

では何が原因で生理的な障害が発生しているか?
①A液、B液の投入量が極端に違い肥料のバランスが崩れている
②何か他の肥料が入って肥料のバランスが崩れている
③原水(雨水・井戸水)に何かの成分が混ざっていて肥料バランスが崩れている
④長期間の栽培で肥料のバランスが崩れている
⑤液肥のpHが崩れ、一部の成分が吸収できにくくなっている
⑥暑さのせいで根が傷み、液肥に肥料成分があっても吸収できなくなっている
その他もろもろ・・・

何か心当たりはありませんか?
先日お問合せのあった方で良かれと思って「鉄力あぐり」を入れたとのことでしたが、 入れた量が多かったために、鉄は増えても他の成分が相対的に吸いにくい状況になったようで葉色が薄くなってしまったことがありました。
もし通常通りハイポニカ肥料だけをご利用であれば、液温の上昇(猛暑)で根が傷み、液肥の中に成分があっても吸収しづらい状況になっていたのではないかと思います。

ただ、生理障害が出ていたにしても一度に枯れ上がるような状態は別の病気も併発していたのかもしれません。今回ブログモニターをお願いしている「葉っぱさん」がつる割れ病では?とご意見をくださいました。枯れた時に株元が変化していませんでしたか?
葉っぱさんのつる割れ病のページ
http://koubouneko.blog87.fc2.com/blog-entry-720.html
 
葉っぱさんもご指摘があったのですが、葉が焼けたような症状はたまに経験があるけれども、あれだけ一度に枯れ上がるのはつる割れ病では?とのこと。
私も何らかの原因で生理障害になったとしても、あれほど一度に枯れ上がるのは何か他に原因があるのでは?とも思います。

原因は確定しませんが、何らかの原因で肥料組成が崩れている?若しくは肥料組成は大丈夫でも吸収できなくなっていると予想されます。
太陽電池は更に間欠循環のため、その悪条件が更に悪化したと考えられます。

一度液肥を更新してみてはどうでしょうか?
電源を抜き、空気混入器の方向を外側に向け、バケツか何かに向けて、再度電源を入れることで容器をひっくり返さなくても液肥を取り出すことができます。

下の槽(液肥槽)の液肥を出した後に上の槽(栽培槽)の液肥を水位調節菅を取り外して少し斜めに傾けることでほとんどの液肥を取り出すことができます。

ごきげん野菜ホームページへ

心当たりがあります。。。

液体肥料の補充をする際、目分量でやっていたため、ハイポニカ液体肥料A液とB液のバランスがくずれてしまったのかもしれません。容器に残っている液体肥料の量を比較すると、B液の方がA液より少なくなっていました。

はずかしながら、手抜きをした結果ということ。。。