★★★☆ 3Dでみたらもっと胸が躍ったろうな~~。
冒頭の逃げ回るシーンは3D映像を楽しむための「おまけ」だよね。
2Dでも映像の美しさは十分感じたけど・・。やっぱテンション
違ったんじゃないかと思う。とくに 私みたいに単純なヤツにはねっ(笑)
1930年代のパリ。駅の時計台で暮らすことになった
孤児ヒューゴくん(エイサ・バターフィールド)の心の支えは、
時計職人だった父が見つけた
「文字を書く機械人形を動かすこと-----。」
隙を見つけてはおもちゃやから部品を盗んでいた彼は
ある少女一家と関わることに。
それはお父さんからの贈り物・・・?
奇跡のはじまり・・・?だったのかもしれませんーーー
この人形が動いたとき・・
いったいどんな文字が表れるというのか・・。
それは父の自分へのメッセージかもしれない・・・
その希望に支えられて孤独な日々を生きていた少年ヒューゴ。
そんな彼を応援するかのように、
神様は一人の少女と出会わせてくれます。
彼女はなんと、この人形を動かす「鍵」をもっていたのです。
いったいなぜ・・?彼女は誰なのか?
修理ができたとき この人形はいったい・・・
どんなメッセージを彼にくれるのか--。
もうドキドキっ!!もしかしたら彼以上に
私は胸を膨らませていたのかもしれません===
動き出した人形のメッセージは
少女の養父の心を
修理するためのヒントだったのだ------
---夢はどこから生まれると思う?ここで生まれるんだ----
彼は映画の先駆者「ジョルジュ・メリエス監督」
でも戦争によって彼はその夢を奪われ失意の中にいたのだ・・。
(彼が実在の人物その人だったことを後日知った私です:苦笑)
機械に必要ない部品なんて1つもないんだ。
世界が機械なら、僕たちも同じ・・
きっと何か役割があって生まれてきたんだ----
「彼の心を修理することこそが自分の役割。
そう信じた彼は動き始めることに・
そしてそれが----彼にも素敵な幸せをくれることになるんですね。
幸せはこうして、やっぱりなんらかの試練と
頑張りの上にやってくるもの-なんでしょうね。
彼のその頑張りぶりは、是非劇場で楽んで頂きたいと思います。
映像の美しさとともにここから語られる映画の歴史は
驚きと共に心躍るもので・私にとっても幸せな時間でした。
孤独な少年と悲しみから立ちなおれない老人----
2人を繋いだのは人形=映画だったのですね!
とはいえファンタジーを思い描いた私にとってこの展開はちと予想外。
なぜヒューゴが「自分の設計図」をもっているのか?
なぜこんなに執着しているのか---。
メリエスが問いつめなかったことには違和感が残ったし、
その理由となった「辛い過去」も「少女が鍵を持っていたわけ」も・
ちょっとごまかされた感じもしちゃいましたね~。
もうちょっと・・うまく繋げて欲しかったな~と思いました。
あの駅員さんが唯の意地悪野郎じゃなかったことは
ちょっとうれしい誤算で・・ほっこりでしたけどね♪
ヒューゴはその手助けをしつつ、自分も父を失った喪失感から立ち直った感じでしょうか♪
前半と後半がかなり毛色の違うストーリーなので多少驚きつつも、
意外と好きな展開だったので、面白かったです。
ちょっと前半がど~でもよかったかなと。
あれは何とかしてほしかったですよ。
後半はグイグイと引き込まれるように面白く感じられるようになりましたが。
色々疑問に残ることもあるけど、ラストはとても良かったので、まぁ、良かったかなと。
サシャは思った以上に出番が多くて^^味がありましたねー^^わんこも。
ファンタジーというミスリードに乗っかった私も、「前半と後半が毛色の違うストーリー」と感じてしまいましたが、結局のところ2人を結びつけたのは「人形=映画」だったのですね。
人の心に夢を与え心をも再生させるそれが映画だと。監督の映画愛を感じる作品だったと思います。
私もメリエスら映画の先駆者たちの試行錯誤ぶりはとても感慨深く楽しかったです!!
にゃむばななさんのレビューでおぼろげだったこの作品の本質がはっきりみえた気がします.
メリエス監督らの試行錯誤ぶりはホント楽しかったですもん。こうして映画が生まれ育ってきたンだと思うと感動もひとしおでした。
私はヒューゴの話にも期待しただけに、もっとうまく繋げてほしかったな~とすごっく思っちゃったんですけどね=
映画先駆者たちのお話は心惹かれるものだったしすごく楽しかっただけに・この心に残る違和感が残念に思いました。
とはいえヒューゴクンも「映画」という夢を得て救われたと言えそうですね・!
わたしも2Dでした。やっぱりこの作品にかぎっては3Dが良かったのかなーと思いましたね。
でもいかんせんその3Dを楽しむ部分ですごく眠くなっちゃって・・・
最初からもう少し飛ばしてほしかったです。
邦題がいかにもなタイトルですからついつい全編ファンタジーと思いがちになっちゃいますし、自分も実際そう思ってただけに、機械人形が完成した時『あれ?^^;』という本音も漏れてしまってた単純なヤツ2号(笑)。機械人形が書き記したものは実は宝の地図だった!!・・なんて『グー○ーズ』っぽい妄想してた自分がオバカに思えてきました^^;
でもスコセッシ監督の映画の魅力を伝えたいメッセージの力強さたるものは素晴らしかったですね。メリエスの事は初見でしたけど、映画創成期の話題はかなり興味深く観る事ができました。
後で監督はメリエスへの敬意と共に3Dで撮ることに意義を持っていたとしり本当に失敗した~!!と思いました。
ドラゴンタゥーでも思ったんですけど、
やっぱちょっとは情報を入れてから鑑賞した方がいいんですかね~。
私もメリエスさんの映画作りをはじめ、映画創成期の話題には思わず引き込まれて、すっごく楽しかったけれど・・。
全編ファンタジーと信じたせいなのか?
物語としては繋ぎ目の悪さを感じちゃいましたわ~。ちょっと残念でした。