地図のいろいろ

半世紀も地図作りに携わっていましたので、この辺で振り返って地図を見直してみようかな~・・・。

題10回地図力検定

2008-10-27 10:17:32 | Weblog
昨日は「第10回地図力検定試験」を受験しました。
はじめての経験です。
受験者は全国で208人、殆どは東京です。
中でも立正大学の学生さんが50名近く受験したそうです。

試験場を見回しましたら,年寄りは私を含めて2人だったようです。
女性が1,2人しか見当たりませんでした。
しかし、驚いたことに小学生が1人混じっていました。
試験後に話を聞いてみたら4年生でした。問題の中に、まだ読めない漢字がたくさんあったようです。しかし、自信満々のようでした。


係りの人の情報ですと、平均点は毎年、60点ぐらいだそうです。50問中30問正解ですね。私の自己採点では31問正解のようでしたから62点でしょうか。ヤット平均点をクリアーしたところのようです。
試験時間は1時間です。早めに試験場を出た人はひとりだけのようでした。
結構考えさせられました。

残念ながら、問題の中身は著作権の関係で、ここにお披露目できませんが、大まかな分類としては、

1) 空中写真(航空写真)について 4問
2) 地図に関する歴史について 4問・・・海外の古地図も出ていました
3) 測量の基準について 4問
4) 地球などを平らな地図に表すために、いろいろな図法(地図投影法)が使われる。その図法について 4問
5) ちずの表現法について 4問
6) 国土地理院刊行の地形図などについて 4問
7) 地名について 4問
8) 国土地理院の2万5千分1地形図を見て(読図の問題) 4問
9) いろいろな図を見て 4問   どこの国の国旗かなど
10) いろいろな主題図について 4問
11) GIS(地理情報システム)について 4問
12) その他 6問
以上 50問でした。

上の写真のように、また来年6月に「第11回地図力検定」があるようですから、生きていたらまた挑戦してみましょう。

2)地図の歴史、4)地図投影法、11)GISなどを少し勉強しておく必要があるようです。

96点以上取ると「地図力博士」認定されるそうです。
まだまだほど遠いですがね。