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3/26(日)「マイク・ダイアナを知る会」&「マイク・ダイアナの映画を観る会」@FORESTLIMIT

2023-03-18 19:56:18 | Weblog

 

NY在住の漫画家マイク・ダイアナがやってくる。プライベートな旅行がその目的とはいえ、アメリカの自費出版アンダーグラウンドコミック史に名を残す異端児にしてアートと検閲をめぐる議論における重要人物が初来日する形なのだ。この唐突な報せを受けて、幡ヶ谷Forestlimitにて関連イベントの開催を急遽決定。3月26日(日)の昼から夕方にかけて二部構成でお届けします。

 


第一部「マイク・ダイアナを知る会」

 

ご本人をゲストに迎えての交流会。シークレット上映およびQ&Aあり。

 

□ 2003年3月26日(日) 12:00開場/12:15スタート(14:30頃終了予定)

□ 入場無料

会場:Forestlimit(東京・幡ヶ谷)

 

第二部「マイク・ダイアナの映画を観る会」

 

マイク・ダイアナが10代の頃にフロリダ郊外で友人たちと制作したスラッシャー映画『Blood Brothers』を上映。「セリフは重要ではない」という作者の言葉に従い、日本語字幕なしでの上映を決行。その内容は、某ホラー映画ファンサイトに寄せられた以下のコメントから推して測るべし。“1時間弱の間に驚異的な量の殺戮と混沌が生み出される。人生の不安定さや未来の不確かさを互いに認め合う中で友だちを笑わせたり「お前、病気だな」と言わせたりするような映像を作り出すことの、若さゆえの喜びと情熱。”

 

■ 上映作品:『Blood Brothers』(1989年/約50分) 監督:マイク・ダイアナ

 

□ 2003年3月26日(日) 14:45開場/15:00上映開始(16:00頃終了予定)

□ 参加費¥1,500

□ 会場:Forestlimit(東京・幡ヶ谷)


 

アメリカで初めて「猥褻性(OBSCENE)」を理由に有罪判決を受けた漫画家として知られるマイク・ダイアナ。ご本人を迎えてのQ&Aや参考映像の紹介を通して氏のアーティストとしての数奇な人生を知り、また、氏がフロリダの郊外に暮らす10代の少年だった頃に作ったDIYスラッシャー映画を一緒に観る…そんな盛り沢山な会を急遽開催することになりました。

 

社会を成り立たせるための建前とそれに対する本音、メインストリームに対抗するかたちでアンダーグラウンドから立ち現れてくるもの、他者とのコミュニケーションのための創作行為としての破壊的な表現 ── 前世紀末にそれらすべてを身一つで体現していたかのようなこのマイク・ダイアナというアーティストの人生に起こったエクストリームな出来事を、互いに監視しあうことでぎりぎり存在できているかのような<なにかがおかしい>今を生きている私たちがまったくの他人事として知る/観ることができるでしょうか。

 

今回のイベントは小宮山書店で3/24(金)から開催されるPERV ART BOOK FAIR TOKYO、そしてForestlimitにご協力いただき、本当に急遽開催の運びとなりました。日曜のお昼から夕方にかけての開催です。時間をお間違えないようお気をつけください。

 

(文責:アート倉持)

 


★関連企画

Mike Diana サイン会

3/24(金) 17:00~20:00 (会場:小宮山書店/PERV ART BOOK FAIR TOKYO)

 

111 THR丰ONEとzine「異聞新報」のコラボレーションTシャツを鋭意制作中。会場で枚数限定で販売予定です。

 

 

 


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