ありったけの下品と禁忌が盛り込まれた、世界中に点在する「正直すぎる」アーティストたちによる書籍やポスターを、南仏の港町マルセイユから世界中にばらまき続けている確信犯的出版芸術家パキート・ボリノとその仲間たち「ル・デルニエ・クリ(最後の叫び)」。
太田螢一、根本敬、市場大介、セキンタニ・ラ・ノリヒロといった日本のアーティストたちにもいち早く注目し、ヨーロッパに紹介してきた彼らが今年活動20周年の節目を迎えている。
30名を超えるル・デルニエ・クリのアーティストたちが、宗教をテーマに短編アニメーションを制作。それらがメガミックスされた強烈な作品集『レ・レリジオン・ソバージュ(野蛮な宗教)』(約60分)の第一部を、6月6日の第6回爆音映画祭にて爆音上映します。
また、本作品の前座を務めるのは、“検索してはいけない名前”にノミネートされることも少なくない大阪在住の生体コラージュ・アーティストであり、近年のル・デルニエ・クリのビジュアルを牽引するニュータイプ「セキンタニ・ラ・ノリヒロ(Sekitani Norihiro)」。彼がこれまでに制作したとんでもないミュージックビデオ集(約13分)が、大スクリーンとあなたの脳内に地獄の門を開きます。
あまりのひどさに笑みがこぼれる、至高のアニメーション体験をあなたに・・・。
上映作品1
セキンタニ・ラ・ノリヒロ MV作品集(5作品/約13分)
上映作品2
Le Dernier Cri『LES RELIGIONS SAUVAGES (Part.1)』(2006年/60分/フランス)
★上映終了後、アート倉持(ドーガナイザー)と河村康輔(ドザイナー)による簡単な解説あり(聞き手:土居伸彰 / アニメーション研究・評論)
▼日時
6月6日(木)午後6時40分
▼チケット
当日券¥1,300(バウスシアター会員¥1,000)
三回券¥3,500
▼会場
吉祥寺バウスシアター・シアター1(Tel. 0422-22-3555)
JR吉祥寺駅北口(中央口)下車 サンロード街・西友先左側
詳細→http://www.bakuon-bb.net/