ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

イタリア人

2017年09月28日 08時45分19秒 | owarai
イタリア人作家に「カサノバ」
casanovaという
人がいて、たいへん女性に持て、そ
の名前が語源になった。

もし私が演出家なら、カサノバ役に
は澄んだ目の男を選ぶだろう。

幼い子供の目を持った男。ハンサム
である必要はないし、セクシーで
ある必要すらまったくない。

ただ彼には曇りのない心で、時代
を映す鏡のような瞳だけが不可欠
だ。

時代を映す鏡の目とは、どんなこ
とも色眼鏡を掛けずに、純粋に
見ることのできる目のことである。

彼は時代を、ヨーロッパを大きな
遊園地にして遊んだ。

次から次へ愛を追いかけながら、
自由に世界を飛び跳ねた。彼に
とって、この世こそがパラダイス
だったに違いない。

彼は人生を楽しむ天才であり、人生
の“美味しさ”について、よくよく
分かっていたはずの男だ。

美味しい暮らし方を、美味しい女の
食べ方を。

心から女を愛さなければ、恋の
素晴らしさ味わえないということ
を、彼は知っていた。誰かを愛さ
ずに生きたって、人生がひどく無意
味なことを本能的に分かっていた。

彼は一瞬一瞬、燃焼して生きて初め
て味わえる、人生の醍醐味を熟知して
いた幸福な男だ。

今、カサノバのような男が少な過
ぎる。女に情熱を注ぐことを損だと
思っているのか、プライドが傷つく

ことを恐れて、愛情という生命の水
を掛けしぶるから、甘いはずの果実
も熟す前に枯れてしまう。

女は果実だ。太陽のような男の
思い入れと、愛という水が要る。
情熱とエネルギーは瞳の中の光
となって表れる。

女は男の熱いエネルギーに感応し、
いつか、その腕の中に熟して落ちる。

永遠の自由人、カサノバ。
そんな人と恋に落ちてみませんか。

どうしてそれが、あなたにはわからない Ⅲ-ショート・ショート小説ー

2017年09月27日 19時58分09秒 | owarai
あなたが躰(からだ)で、
わたしが心。

あなたが海なら、わたしは
潮騒。

あなたが空なら、わたしは
夕焼け。

あなたが問いで、わたしが
答え。


愛することしかできない。

それがわたしの答えなのだ。


どうしてそれが、あなたには
わからない?

激しく、わたしは絶望して
いた。

どうしてそれが、あなたにはわからない Ⅱ-ショート・ショート小説ー

2017年09月27日 14時00分11秒 | owarai
あなたの一部でありたい。
同時に、全部でありたい。

あなたの座っている車の
座席、握っているハンドル、
吸い込んでいる空気、
吐き捨てる煙草の煙でも
かまわない。

あなたの触るすべてものに、
わたしはなりたい。

たとえばあなたの涙腺から
あふれる涙に、わたしは
なりたい。

たとえばあなたの血管を、
わたしの血液になって
流れたい。

あなたに溶けて、重なって
いたい。


それがわたしにとって、
愛するということ。


アンコールの多い日記 ~ほうそく編

2017年09月27日 09時25分25秒 | owarai
◆優柔不断の法則
「私のこと、嫌いになったの?」
と聞かれて、

「そんなことなよ」とつい言って
しまい、せっかくのきっかけを
失う。


◆提案の法則
やり直すつもりで
「今度からこうしよう」と決めた
ことの9割は、うまくいかないか、
守られない。

◆反比例の法則
1、愛情の量に反比例して、義務と
責任が増える。

2、ついでにウソと言い訳も増える。

◆修羅場の法則
「他に好きな女ができた」と正直に
告白すると、部屋に果物ネイフを
握った彼女があらわれ、生きる
死ぬのの修羅場が展開する。

◆第二法則
「あなたと別れるくらいだったら死
ぬわ!」と泣き叫ぶ女は、
雷に打たれてもビクともしないよう
な体型をしている。


◆第三の法則
この期に及んで「努力すればなんと
かなる」と思うのは、あまりにおろかで
ある。

◆愛よりカネの暴言
「大切なのは、お金じゃなくて愛よ」と
言っていた女に限って、別れるとき
「あなたにあげたプレゼント、全部
して」と脅迫する。

◆ダメ押しの一発
あなたのこと嫌いになったわけじゃ
ないのよ

じゃあ、その手にもってる
「ワラ人形」はなんだ!!!


◆一定定理
男は、告白するときはプライベート
の顔だが、別れを切り出すときは
ビジネス仕様の顔になる。


◆おしどり夫婦の不確実の法則
周囲にうらやましがられるほど
仲がよい夫婦ほど、どちらかが
早死にする。

◆離婚の心理
「一人でもやっていける」と確信
したときに、離婚は成立する。

◆意外な発見
離婚して夫婦のしがらみがなくなった
途端、元夫が男だということを思い出した。

◆手遅れの法則
遊びと割り切ってつきあっていた彼女から、
「私、来月結婚するの」
と言われたとたん、相手をマジで好きになって
しまう。

◆教訓
逃がした魚はやっぱり大きい。

◆別れが教えてくれたこと
本当に必要なモノは、失った直後にわかる。





どうしてそれが、あなたにはわからない -ショート・ショート小説ー

2017年09月27日 09時13分10秒 | owarai
あなたは本当に、何もわかって
いない。

あなたには永遠にわからない
かもしれない。

責任とか、結婚とか、家庭とか、

わたしが欲しいのはそんな、
得体の知れないものでは
ないのだ。

わたしが欲しいのは、あなた
だ。


あなたとの生活でもなく、
あなたの子どもでもなく、
あなた自身。

あなたの欲望。その愛人で、
わたしはあり続けたいだけ。



自分の大間違い

2017年09月27日 05時47分02秒 | owarai
人生は積み重ねだと誰でも
思っているようだ。

ぼくは逆に、積みへらすべき
だと思う。

蓄えれば蓄えるほど、かえって
人間は自在さを失ってしまう。

過去の蓄積にこだわると、
いつの間にか堆積物に埋もれ
て身動きができなくなる。

人生に挑み、本当に生きるには、
瞬間瞬間に新しく生まれ変わっ
て運命をひらくのだ。

それには心身とも無一文、無
条件でなければならない。

捨てれば捨てるほど、いのちは
分厚く、純粋にふくらんでくる。

今までの自分なんか、蹴トバシ
てやる。

そのつもりで、ちょうどいい。

社会的な状況や世間体を考えて
自分を守ろうとする。

それでは駄目だ。

社会的環境が変わったのだ。

自分に対しても戦わなければ
ならない。

これはむずかしい。

ほんとうに生きていくためには
自分自身と闘わなければだめだ。

人魚姫の悲劇   Ⅱ

2017年09月26日 19時30分53秒 | owarai
彼女は自らの死を選ぶ。
どんなに愛しても、愛されな
かった女はこの世に存在する
価値はない、

とでも言いたげな、
痛々しく悲しい愛の結末・・・・・。


「愛されなければ、海の泡」


 
 単に男を愛しただけでは、
女は「何者」にもなれない。

 どんなに尊い自己犠牲の
もとに捧げられた愛であろうとも、

相手が愛してくれなきゃ、その
愛には何の意味もないんだ。

 その悲痛な叫びは声にならず
(「声」は禁じられているからね)、


禁を破って声に出してしまった
女は、「イタい女」と蔑まれる。

 身の程知らずの恋をした女
には、必ず手痛いしっぺ返しが
くる

「女の法則」を無視したからには

・・・・・・・・・・・・。

人魚姫の悲劇  Ⅰ

2017年09月26日 16時16分51秒 | owarai
女は、いつだって、
これが最後だって思って
恋をする。

それくらいの覚悟がなくちゃ、
恋なんかしてられないんだ。

失うものが、
あまりにも大き過ぎて、遊び
でやっている余裕はねぇんだ、
と。


「人魚姫」のお話は、女の本質
を突いている。


王子様に一途な愛を捧げる
人魚姫は、自分の「声」を
犠牲にしてまで、彼の世界に
入り込みたいと望む。

男の精神世界は本質的に、
女にとって異世界だ。

それこそ、海の世界と
陸の世界ほどの違いが
そこにはある。

だけど女は、自分の愛を
封印し、慣れない足を引きずり
ながらも、男の心に辿り
着こうとする。

その愛が成就すれば、ハッピー
エンド。

だが、王子様に愛されなかった
人魚姫は、仲間の人魚たちから
「王子様を殺すか、それとも、
自分が海の泡となって消えるか」
と究極の選択を迫られるのだった。

自分が好き   ー幸運ー

2017年09月26日 14時13分01秒 | owarai
 いい人間関係のコツは、
あなたが自分自身を、今
より好きになること。

 自分を好きになり、自分
に自信が持てれば、たと
え他の人からマイナス
評価を受けても気になり
ません。

 自分と人を比べて落ち込
むこともなくなります。

自分を好きになるには、自分
の「いいところさがし」をすれ
ばいい。

面倒かもしれませんが、それ
らをひとつひとつ紙に書いて
みてください。

「とりあえず、生きている」
「住むところがある」
「友達がいる」
「好きな人がいる」
「自由がある」
「本が読める」

小さなことでいいですから。


自分の
「いいところさがし」をする!

おはようございます

2017年09月26日 05時42分27秒 | owarai
朝がカーテンの隙間から
洩れ

横たわるきみを優しく包む

白い壁に光は遊び なんて
眠りはきみを綺麗にするんだ

今ぼくのなかを朝が通りすぎる

顔をそむけひとりで生きて来た

何も見なかった何も聞かなかっ
たそんな今までが

昔のような気がする


もう起きてるの眠そうな声

眼を薄くあけて微笑みかける


何も言わずに息を吸いこむ
ぼくは暖かい

窓の外は秋



女は、男にとっての風景になってはいけない

2017年09月26日 05時34分56秒 | owarai
彼女と歩いていても、そばを通る
女性にカレ氏の目がいってしま
うことがあると思いますが、

これはどうしてでしょうか!?

理由は、自分の彼女が「風景」
と化して、まわりになじんで見
えていない状態だからです。

男にとっては、「未知な女」であ
ることが、もっとも価値をもち
ます。

彼女が風景で、ほかの女性は
獲物になっているのです。

だから、彼女はカレ氏にとって
ずっと獲物でなければならない。

さて、彼女をさし置いて、ほかの
獲物に目がいく彼氏にどうすれ
ばいいか!?

やっぱり一番いいのは、コミ
ニケーションで解消すること。


例えばグリコの”ドロリッチCM”
で巨乳の女性にしカレ氏の目が
いったら、

「あの人、巨乳だね!」といっしょ
にはしゃいでみましょう(笑

「あの人、きれいだね!」
一緒に観賞する、

そうすると、彼氏の欲望も満たされ
、しかも彼女への後ろめたさも
(若干は)減ります。

彼氏は、「心の広い女だ」と感心
し、高感度も上がります。

とにかく、明るいコミニュケーシ
ョン で、クリアすることに限り
ます。


『ソバの音』

2017年09月25日 19時09分49秒 | owarai
【コラム:】
ソバをズズッと、あからさまな音を
たてて食べるようになったのは、ど
うやら、ラジオ普及以降のことらし
い。

ソバ関連の落語を放送でかける際、
仕方噺のSE(効果音)として噺家
がズズッとやった。

それを聴いたひとたちが、達者な擬
音を、オツだねえとマネたのではな
いかという。

従来我が国ではおおむね濁りを忌み、
麺なら、つるつるは良いがずるずる
は下品として、唇をすぼめて食べて
いた。

ただしソバは、晩秋から春先にかけ
てズズズッが公認された。俗に
「きくやよい」=「聴くや善い」=
「菊弥生」と云って、菊(十一月)

から弥生(三月)までがズズッ公認
期間とされていた。

つまり新ソバの薫りはかそけきもの
だから、空気を攪拌(かくはん)させ、
口腔から鼻腔へと増幅してこそ、

存分に堪能できるのだ。

高座のソバは新ソバであるわけだが、
いつしかそれが通年の慣習として
定着したのだろう。

国際化のために、ソバは無音で食べ
るべしというよりは、爽やかな濁音
の開発とアピールにより、

食文化のさらなる広がりに、極東か
ら一石を投じたいものだ。