恋についての決断は、自分の
気持ちも相手の気持ちも、
目で確かめられないから
難しい。
特に、結婚を意識して相手を
選択する時は、本当に難しい。
なぜなら、結婚相手を考える
のに期限はないから、後に
なれば、もっと素敵な人と
出会えるかもしれないから
と迷うからだ。
ただ、何かを選ぶ時、その
選択が正しかったか、謝り
だったか、という答えは、
選んだ時にはまだわからな
いのである。
それが決まるのは、決断
した後、その選択を大切に
したかどうかである。
つまり答えは、選択時にあ
るのではなく、選んだ自分
にかかっている。
選ぶ時に迷ったり悩んだり
するのは、それぞれに長所
があり、短所があるからだ。
選択枠のどれかが飛ぶ抜
けて素晴らしければ、誰も
迷わない。
だから、「こちらに決めてよか
った」と選択が成功する確率
は、どちらを選んでも、50
%は選択の後の自分にかかっ
ているのである。
「自分の人生と恋愛の方向が
一致しない時」や「好きだけ
ど、でも嫌いな恋人がいる
時」、別れるかどうか、
とても迷うと思うけど、別
れるにしても、交際を続ける
にしても、どんなに迷って
選択しても、
その後、いい加減な気持ち
でいたいなら、良い結果
は生まれない。
それを忘れてはならない。