あの青い空の波の音が聞こえる
あたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい
透明な過去の駅で
過失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった
/ 谷川俊太郎 初期の作品
昭和二十七年
『二十億光年の孤独』から。
小中学校の教材でもある。
膨大な宇宙の片隅に住むぼく、
時代の変化の中に埋没しながら、
少しずつ変わっていく感覚、
失った大切なものあなたに
もありませんか。
あたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい
透明な過去の駅で
過失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった
/ 谷川俊太郎 初期の作品
昭和二十七年
『二十億光年の孤独』から。
小中学校の教材でもある。
膨大な宇宙の片隅に住むぼく、
時代の変化の中に埋没しながら、
少しずつ変わっていく感覚、
失った大切なものあなたに
もありませんか。