毎水曜日夜・（{20時30分～21時）、
ZOOM法音道場で、『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。
テキストは、
＊金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫
＊浄土真宗聖典『顕浄土真実教行証文類（現代語版）』本願寺出版
今晩は、現代語訳で86頁11行目~89頁3行目を、
リーダ役の井◇さん（声明学園の同窓）が、すすめてくれました。
憬興『無量寿経述文賛』ですが、
井戸端では、親鸞聖人の「自然（ｼﾞﾈﾝ）」について語り合い。
『正像末和讃』の最後にある「釋自然法爾」の文を読んだ後、
『浄土和讃』から「三途苦難ながくとぢ」をうたいました。
私は、親鸞聖人の学び方は、次の三点を勧めています。
＊『教行信証』の音読
＊『三帖和讃』をうたう
＊語り合い（井戸端）
仕事をしている頃はできないことでしたが、
後期高齢者のルンペン生活・プー太郎ですから、
昨今は、ご近所の蕎麦屋・ラーメン店でのランチを楽しんでいます。
本日は、新柴又駅近くの「めん処・宣」に立ち寄り。
豚骨魚介そば（あっさり味） 600円をいただきました。
マア、私は、薄味・サッパリ派ですから…
ベテランのご主人お一人のお店？親切な応対でした。
600円はお手頃です。
ロシアの侵攻で厳しい生活をしているウクライナの皆さん、
世界各地で貧困＆饑餓＆戦争etcで困窮している皆さん、
本当に申し訳ない気持ちで、すすってきました。
さて、
ロシア・プーチン大統領の非道。
その背景で支えるのが、ロシア国民の支持率が８０％。
もし、低支持率なら、このような悪態はできなかったことでしょう。
そして、その大きな理由は、ロシア国営放送によるプロパガンダの徹底にあると解説されています。
他人ごとではありません。
この日本国でも、八紘一宇・挙国一致・国民精神総動員・欲しがりません勝までは…が、ありました。
大事なことは、
＊報道の自由
＊市民一人一人の（確かな・バランスの良い、柔軟（ﾆｭｳﾅﾝ）な身心）
ですよね。
国家の威勢の良い声に束ねられたり、手先にならないことですよね。
昨今のNHK・民放各局。
どうも、政治報道から腰が引けています。
忖度なのか！ 自民政権からの圧力なのか！ テレビ局の自主規制なのか！
大丈夫でしょうかねー？
本日、日本学術会議の梶田隆章会長が記者会見をしたそうです。
会員候補6人の任命拒否問題です。
発覚から1年半になりますが、解決しておらず「じくじたる思い」を語った由。
政府は、いまだに、任命拒否の理由も説明もしていません。
国家権力の暴走だと思いますが、テレビ各局は取り上げるのでしょうかねー！
突っ込み処です！
無理でしょうかねー？
そうそう、この件に関して、
毎日新聞が全国の国立大学学長86人にアンケートをしたそうですよ。
6割超の53人が回答をせず、回答した33人中22人が匿名希望の由。
堂々と意見を表明したのは11人。
マア、情けない気がしますが、
文科省の圧力？予算を削られる？
連合の芳野会長も、自民党にすり寄って講演をするとか！
このお国の先行きが心配！
先日、ケアーマネジャーのお方とお話しをしました。
「一人住まいの老人のケアーでご自宅を訪問しています。
一人住まいの老人ですから、皆さんテレビをよく見ています。
ところが、この頃、老人の表情から重いものを感じます。
実は、テレビが朝から晩まで、ロシアのウクライナ侵攻・
戦火の街の報道ですから、
老人の皆さんが憂鬱な気分になるのは理解できます。
確かに。
この頃のテレビ。本当にバランスが悪いですね。
特に気になるのは、
国内の政治向きの報道が、ほとんどありません。
民主国家ですから、「民主政治」が要です。
ところが、国会情報・各政党情報・政治家情報が皆無です。
そうそう、昔は、政治評論家がいましたよね。
ボクは、政治報道もスポーツ報道並にレベルアップが必要と考えます。
昨日の、佐々木朗希投手の快投。
マア、大記録への進行中ですから、テレビで報道するも当然。
野球評論家の槇原氏、藤川氏、里崎氏、松坂氏、川上（憲）氏、
赤星氏etcのコメントも、参考になります。
若い選手がドンドン活躍。
引退の選手は、各自の実績・経験をもとに評論家として活躍。
良い流れですよね。
ところが、
政界、テレビ報道は、マア、動脈硬化です。
何事も、柔軟（ﾆｭｳﾅﾝ）大事です。
『仏説無量寿経』には、「身心柔軟」の語があります。
昼過ぎ所用で船橋方面にでかけ、
帰宅してからロッテ対日本ハム戦を７回からテレビ観戦。
お目当ては、言うまでもありません。ロッテの佐々木朗希投手。
今日も八回まで快投。
九回。多少球速落ち疲れが見えていても、
日本ハムの三人を打ち取るのは、マア 大丈夫！、
前回に続いて「２試合連続完全試合」も見えていました。
非情にも、ロッテの井口監督の采配は、
佐々木朗希投手から益田直也投手に交代でした。
点数が０対０でしたので（仕方ないかなー）とも思いましたが…
ロッテ打線を０に抑えた上沢直之投手と、
決勝ホームランの万波中正外野手にも「アッパレ！」です。
負けがこんでいる新庄監督・ビッグボス。
歴史に残る一戦を制して、一安心でしょうね－。
今後、選手も自信をもって試合に臨むことでしょう。
今年は、日本ハムを応援しようかな－？（笑）
ボクは、政治も野球も、特定の支持政党・応援球団を決めていません。（笑）
しっかり・熱意をもって取り組む政党、球団が好きです。（笑）
本日（16日）午前、ｶｳﾝｾﾘﾝｸﾞ研究会【くりのみ】親鸞ｺｰｽでした。
学習会の流れは、以下の通り。
＊『顕浄土真実教行証文類 総序』音読
＊正信偈（草四句目下）
＊ 三淘念仏和讃・浄土和讃三首
＊毎田周一訳『スッタ・ニパータ』音読
＊『顕浄土真実教行証 信巻』音読
ﾃｷｽﾄは、岩波文庫『教行信証』金子大栄校訂 168頁11行目～174頁1行目
＊井戸端
広◇さんのお話。
「先日、母のご近所の90歳のご婦人を付き添って金沢・永平寺方面に出かけました。
母が元気の頃は、三人で旅行をしたのですが、
母が亡くなったので、今回は二人旅になってしまいました。
私は、母と離れて暮らしていました。
高齢の二人は、ご近所さんで親しい友だち。
母は、ゴミ出し等、いろいろお世話になっていたようです。
金沢からタクシーで永平寺に足を延ばしました。
話し好きの運転手さん。
車中の話題は、ロシアのウクライナ侵略と浄土真宗。
運転手さんも門徒さんで、話しが弾みました。
北陸の皆さんは、親鸞聖人よりも蓮如上人（蓮如さん）の方がお好きのようです。
母はお浄土からの同行してくれていると思います。
報恩の三人旅でした」
「ウクライナの皆さん、本当にお気の毒です。
身一つで隣国に避難をしています。
私が子どもの頃、
母から、寝るときには、衣類を風呂敷で包んで枕元に置くように教えられました。
小学生の頃はきちっと実行していましたが、
中学生の頃になると、
そのような習慣のない友だちにあわせてしまい母の教えもスルーになってしまいました。
昨今の戦争・地震等のことを考えると、
母の教えは、本当にありがたいです」
特別支援学級の和◇先生
「4月から、再任用で特別支援学級で担任をしています。
区内四校が担当です。各校の校長先生は、知り合いで後輩になります。
最近の校長先生は、教育委員会の指導のせいか、管理的な雰囲気が強いです。
私が若い頃お世話になった校長先生方は、
（先生は、人間として柔らかく・豊かに）
と、人間性を大事にしてくれました。
先日も、ある校長先生。
（先生間の打ち合わせは簡単・短時間で！
外から見えないようにカーテンを引きなさい！）と。
ある、若い先生などは、窮屈な空気感で毎日緊張の連続の感じでした。
（少し話さない！）と声をかけると、涙ポロポロ。
若い先生方の聞き役を大事にしようと思います」
◎写真：「現成公案」の書写は、毎回、学習会に早出の佐◇さんの作品です。
れいわ新撰組の山本太郎代表が、
衆院議員を辞職して参院小選挙区からの出馬を表明しました。
マア、衆院議員としてスタートしたばかりですから、
しっかりと衆院での活躍を期待するのご本筋でしょう。
ただ、午後２時からの記者会見を見て、
山本太郎代表の熱意、論理的な政治認識に共感です。
１時間３０分ほどのYoutube。
しっかりと視聴いたしました。
これが、記者会見です。
先ずは、
昨今の国会での質疑。
マア、官僚の作成したペーパーの朗読答弁の大臣連。
安倍・菅元首相の記者会見などは、プロンプターを使って…熱意も責任も誠意も感じられません。
それも、記者からの質問は、一問一答。
形式的な茶番会見。
全く、みっともない・なさけない。
政治家は、自分の頭で考えて・自分の言葉で語る。
これが、「基本の基」でしょう。
山本太郎代表の記者会見。
熱意、迫力、責任。しっかりと感じさせてもらいました。
夏の参院選挙が終わると、最大3年間、国政選挙がありません。
「その空白の期間の政治の暴走を止めたい」との山本太郎代表の認識。
ボクも、共感します。
１９時と２１時のNHK総合のニュースを見ました。
（昨今のNHKは、政権の忖度テレビ）というのがボクは認識。
ですから、NHKニュースは興味ないのですが、
今回の山本太郎代表の辞任会見をどのように扱うかウォッチ。
報道する？忖度する？
予想通りの「スルー」でしたねー。（間違っていましたら教えてください）
小政党でも、
「代表の辞任」は、国民に知らせるべき事柄でしょう。
ボクの物差しでは、ウクライナ報道と同等の「重さ」だと思います。
ＮＨＫ。
公共放送の責任も放棄か！
自公政権にたいして、
「ガツン！」と骨太な議論ができる塊が必要ですよね。
ロシアのウクライナ侵攻を背景として、
防衛予算の増額、憲法改正を目論む輩に「一撃！」をくわえたい。
「戦争反対！」
太郎、ガンバレ！
明日（16日）、ｶｳﾝｾﾘﾝｸﾞ研究会【くりのみ】親鸞コースです。
親鸞聖人『顕浄土真実教行証文類』を読みます。
併せ、「澄む月ひかりに」スッタ・ニパータを音読します。
当日参加も大丈夫です。
【落穂拾い】No４４７は、くりのみ会ホームページでご覧になれます。
東京新聞の記事からです。
学校法人「加計学園」の獣医学部新設のために文科省に提出した文書。
東京都の翻訳業の女性が、文書が開示されないのは違法との訴えた裁判。
一審の東京地裁判決を変更して、
東京高裁は一部開示を命じたそうだ。
一見すると、開示となったことで裁判が勝利か！と間違いそう。
というよりも、代理人弁護士の海渡雄一弁護士のコメントが正論。
「本来は利益を害する議事録だけを不開示にすべきだ。
今回加計学園の文書の大部分が不開示となり、
裁判所が認めたことには大きな疑問が残る」と。
税金を入れているわけですから、
やましいことがなければ、全ての文書を開示できます。
余程、ヤバイということでしょう。
どうも、法律や裁判が、
権力側の悪事を護るために使われる昨今が情けない。
訴訟をおこした女性の記者会見のコメント。
「加計学園の問題は森友学園や桜を見る会に比べて金額が格段に大きい」。
同感です。
安倍政権下で、公文書の隠蔽・破棄・忖度等々、見苦しいことが多すぎでした。
安倍元首相は、国会答弁のウソも指摘されています。
また、二度も病気で政権を放り出しました。
診断書も出していませんよね。
その安倍元首相。
ぬけぬけと、日本の防衛費をGDP比２％に引き上げることを主張の由。
防衛費については、国会で徹底議論すべきこと。
安倍元首相には、このような発言の資格無しでしょう。
政治向きの発言はご遠慮願いたい。
防衛費を増額して喜ぶのは、米国の軍需産業ですよね。
○○氏、米国のエージェント？？？
今、日本の政治の課題は、
＊食料自給率の確保
＊原発廃炉
＊自然エネルギーの確保
＊真っ当な「教育」の実現
＊人口問題
etc
だと考えます。
テレビ報道は、
ウクライナ侵攻や中国の新型コロナウィルスの流行の報道が熱心です。
市民・国民の眼を外に誘導？？？
先ずやることは、国内政治でしょう。
脚下照顧
朝から晩まで、テレビはロシアのウクライナ侵攻報道です。
新型コロナ。
どこかに消えてしまったのでしょうかねー？（笑）
岸田首相は、夏の参院選挙にらんでの会食にお忙しそうですが・・・
自・公・維・国の議席が増えたら「一大事」です。
ウクライナ情勢を追い風として、一気に憲法改正！
行きつく先は、戦争のできる国。
自衛隊が、米軍の手先となったりして！
本当に、「真っ平ゴメン」でございます。
5月から上映されるという映画「愛国と教育」。
web情報ですが、ディレクター・斉加尚代さんのお話しが見つかりました。
ぜひ、ご覧になってください。
今日（13日）の毎日新聞の夕刊でも記事が紹介されたのかな？
近くのコンビニに行きましたら、
新聞夕刊は扱っていない由。
プーチン大統領の支持率が８０％とか。
国営放送によるコントロールが効いているのでしょうか！
このお国（日本）でも、
正しい言葉・情報が共有されていませんよね。
NHKや民放テレビから流される情報も吟味が必要です。
立憲民主党が良く分かりませんが、
れいわ新撰組と共産党の議席を少し伸ばして、
もう一度、「政界再編」かな？
論点は、一点。
自衛隊を米軍の一翼として提供するのか？
現憲法下で「専守防衛」とするのか？
ボクは、軍縮主義者です。
映画「教育と愛国」は、コチラから。
本日の「日刊スポーツ」によりますと、
JOC＆全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏が、ロシアのウクライナ侵攻を非難するコメントをだしたそうです。
マア、ボクは東京五輪開催に反対でしたので山下泰裕氏支持していません。
今回のコメントも、（もっと早くに！）とも思います。
それはそれとして、親交のあるプーチン大統領の愚行に対しては、
日本を代表する柔道家としてハッキリ非難のコメントを出すことは大事です。
更に言えば、森喜朗氏も安倍晋三氏も、
ロシアのウクライナ侵攻＆プーチン大統領に対して非難コメントを出しましょう。
併せ、両氏のやることは、
日本国民に対して、
（プーチン大統領を見る眼がなかったこと）
（税金の駄遣いをしたこと）を謝罪すべきです。
それが、政治家としての矜持でしょう。（マア、無理でしょうね！）
さて、私の【落穂拾い】No３９９（2015年4月12日）で、
吉田健正著『戦争はペテンだ！』七つ星書館 を紹介しました。
内容は、アメリカ海兵隊のバトラー将軍の話。
海兵隊の「英雄」だった将軍は３３年の軍務を退役後、
「私の海兵隊の軍務は、大企業・ウｵール街、銀行の高級用心棒だった」
「資本主義のためのラヶティア（ゆすり屋）だった」
と、痛恨の思いを語っています。
今回のロシアによるウクライナ侵攻。
ロシア＆プーチン大統領が悪いのに決まっています。
只、少し引いて考えますと、
この戦争でも、アメリカやロシアをはじめとした軍需産業は大儲けしていることでしょう。
どんな理屈をつけようと、「戦争はいけません！」
兵士も民間人も死にます。
自民党は、敵基地攻撃とか憲法改正とか防衛予算の拡充とかetc 目論んでいるようですが、
「絶対反対！」であります。
今日午後、葛飾区の図書館で一冊借りてきました。
吉田健正著『戦争依存症国家アメリカと日本』高文研
２０１０年１２月１日 第一刷発行
夏の参院選挙が大事です。
日本の「岐路」になるような気がします。
＊【落穂拾い】第３９９号は、カウンセリング研究会【くりのみ】HPでご覧になれます。
