月二回の「習字の稽古」に出かけました。
先生は、81歳の老先生(女性)。
先生、今朝の2時に目が覚めたそうです。
即、床から出て思いのままに筆を運ばれた由。
*光あるものは 光あるものと 友とする
*我以外 皆 師なり (吉川英治)
*年々に我が悲しみは 深くして いよいよ華やぐ いのちなりけり (岡本かの子)
*わが心深き底あり よろこびも 憂いの波も とどかじと思う (西田幾太)
*佛が私を救うのでない 私を救う働きを 佛と言う (安田理深)
素敵な先生ですネ。
この寒い時期です。
ボクは、早く目が覚めても、布団から抜けだすことができそうもありません。(笑)
今日は、「自然法爾」(先生のお手本)を書きました。
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午後、御徒町で、以前「西洋絵画ゼミ」に通った頃の仲間の(新年会)がありました。
五名が集まる予定でしたが、都合で三名でした。
「西洋絵画ゼミ」での内容は、
各種のテンペラ画の模写を通して、油彩画に至るまでの材料・技術的を学ぶものでした。
所謂、「古典技法」です。
この頃は、縁遠くなってしまいましたが、いつか再開しようと思います。
散会後、東京駅・オアゾ丸善へ。
山手線内回りホームに、見慣れないレンガ色の車両。
慌てて、携帯で一枚。
帰宅してweb検索をしたところ、
「東京駅開業100年のラッピング車」のようです。
昨年の秋頃から走っていたのですか?
何せ、都心の方面にはでることもない(オノボリさん)なので…!(笑)
先程、2月の「道元とカウンセリングコース」が終了しました。
今晩は、6名(男性5名 女性1名)の方が参集してくださいました。
◆本日の学習会の流れ
① 『般若心経』読誦。
② 坐禅(20分)
③ 『正法眼蔵・仏性』の素読。
④ 楽談(自分のこととして、楽しく“聞く” “語る”)
今晩は、講師のT先生が眼疾でお休みでした。
ご参加の皆さん、ずっとご一緒に学んできたお仲間ですので、講師の先生が不在でも、スムーズな学習展開であります。
横浜・豊洲からお越しの、AさんとMさん。
お二人ともガンを乗り越えています。
「仏教の学びのおかげで、ガンの宣告を受けても、慌てないで受けとめることができました」と。
人生の先輩のお二人の言葉は、力強く響きます。
→次回は、3月 6日(金)になります。
*テキスト・岩波文庫『正法眼蔵 1』は、各自ご準備ください。
*坐禅タイムがあります。楽な服装でお出かけください。
今週は、
『ショックドクトリン』惨事便乗型資本主義の正体を暴く
ナオミ・クライン 著
幾島幸子・村上由見子 訳
岩波書店 2011年9月8日 第一刷発行
を読んでいます。
ナオミ・クラインさんのことは、ラジオで、
慶応大学の金子勝さんが取り上げていて関心をもちました。
ナオミ・クライン(Naomi Klein)さんの紹介。(本書から引文)
1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。
デビュー作『ブランドなんか、いらない』が世界的ベストセラーとなり、
一躍、反ブローバリぜーションの語り部となる。
第2作目の『貧困と不生を生む資本主義を潰せ』を著したあと、
アメリカのイラク侵攻と占領の現実、戦後の「復興」に群がるグローバル企業に注目し、
2004年に現地を取材したことかが、第3作目の本書につながる。
『ニューヨーク・タイムス』『ガーディアン』『ネーション』など、
さまざまな媒体で記事を発表している。
ISによる、邦人お二人の殺害。
ヨルダン軍パイロットの殺害。
本当に、非道すぎます。
安倍首相は、
「日本人の命(を守る責務は)、すべからく国の最高責任者である私にある。
その責任を引き受けるのは当然だ」
と述べているそうです。(時事通信2月4日 YAHOOニュース)
一国民として思うことですが、
「その責任を引き受ける」とはどのようなことをするのでしょうか?
疑問です。
しっかりと、国会論戦をしてもらいたいものです。
「責任」は、自衛隊の海外派兵・憲法改正ということなのでしょうか?
ボクは、大反対!
「責任」は、退陣だと考えます。
時々、国会中継を見ていますが、本当に低調ですね。
与党は、数に胡座をかいている感じ。
野党は、追求不足。迫力ありません。
画面を見ての感じですが、
国会議員の表情が良くありませんねー。(個人的な印象 笑)
ナオミ・クラインさんのいう、
「惨事便乗」で、日本も軍備増強・自衛隊派遣の道に突き進むのでしょうか!
安倍政権は、ISILのテロ対策を“好機”ととらえたかのように、
集団的自衛権の行使・自衛隊の海外派遣に熱心のようです。
今日の国会で、お二人の邦人殺害についての「責任は内閣総理大臣」にあると言明したそうです。
「責任をとる」とは、どのようにすることでしょか?
「自衛隊の海外派遣」を、「責任をとる」ことにするのでしょうか!
「集団的自衛権の行使」について、沖縄の二紙【社説】が反対の論戦を明確にしています。
東京の新聞は、どうなっているのでしょうかね???
最近は、「政府の広報紙」との批判の声も聞こえてきます。
琉球新報【社説】集団的自衛権行使 対象拡大でさらに危険
↓
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238349-storytopic-11.html
沖縄タイムス【社説】《平和国家の岐路》「戦争しない国」貫こう
↓
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=101487
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