法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「集団的自衛権の行使」・「自衛隊の海外派遣」に反対です。

2015年02月04日 22時26分10秒 | 日乗

安倍政権は、ISILのテロ対策を“好機”ととらえたかのように、
集団的自衛権の行使・自衛隊の海外派遣に熱心のようです。
今日の国会で、お二人の邦人殺害についての「責任は内閣総理大臣」にあると言明したそうです。
「責任をとる」とは、どのようにすることでしょか?
「自衛隊の海外派遣」を、「責任をとる」ことにするのでしょうか!

「集団的自衛権の行使」について、沖縄の二紙【社説】が反対の論戦を明確にしています。
東京の新聞は、どうなっているのでしょうかね???
最近は、「政府の広報紙」との批判の声も聞こえてきます。

琉球新報【社説】集団的自衛権行使 対象拡大でさらに危険
       ↓
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238349-storytopic-11.html


沖縄タイムス【社説】《平和国家の岐路》「戦争しない国」貫こう
       ↓
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=101487


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1月の【論壇時評】熱狂の陰の孤独

2015年02月04日 21時48分51秒 | 日乗

昨日、区立図書館に出かけた。
1月29日(木)の、朝日新聞【論壇時評】を読んだ。

【論壇時評】熱狂の陰の孤独 「表現の自由」を叫ぶ前に

以前から、明治学院大学教授・作家の高橋源一郎さんに注目している。
何度か、講演も聞いている。

「イスラム国」に二人の日本人が人質としてとられた。(1月29日は、まだ交渉中)
このことに関して、爆笑問題の太田光さんは、
「黙ることが必要なときもあるんじゃあなかい」と述べた。
高橋さんも、同じ感じを表明している。

文中で、スーザン・ソンタグさんの言葉を引用している。
スーザン・ソンタグ(1933・1・16~2004・12・28)さんは、アメリカの作家・小説家・
映画制作者・エッセイスト。
記事の中で、高橋さんは、スーザン・ソンタグさんの次の言葉を引いている。

「意見というものの困った点は、私たちはそれに固着しがちだという点である……
何ごとであれ、そこにはつねに、それ以上のことがある。
どんな出来事でも、
ほかにも出来事がある」

ヒトは、
何でも「分かる」という立場のヒトと、「分からないことがある」という立場のヒトとがいるように思う。
ボクの印象では、前者は西洋型タイプ、後者は東洋(日本)型タイプと感じている。

仏教では、「不思議」「不可思議」etcの世界を大事にしている。

この頃は、多くの日本人に、仏教=葬式・法事のような理解の方が多いような気がする。
残念である。

「美しい日本」とは、その根底には「不思議」「不可思議」の流れがあるように思う。
と言うことは、相手のことを「聞いていく」という行為に裏付けられることが大事。

対立からは、何事も解決しないと心底から感じている。


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