昨日の稽古会は、39回目になるそうです。
稽古会では、
恋歌師匠の、「花瓶」
金夢師匠の、「くしゃみ講釈」
恋歌師匠の、「唐茄子屋」
を聞かせていただきました。
両師匠とも、プロを超える達者な芸。
たっぷりと、楽しませてもらいました。
稽古会の後の懇親会。
小三馬師匠が、美味しい中華を作ってくれました。
師匠には、【くりのみ会】の夏の伊豆稲取ワークショップで、フランス料理の腕をふるってもらいます。
今回は、中華料理。
本当に、良いお味でした。
懇親会の途中、九州・日田の春光園さんから宅配便が届きました。
春光園さんは、天然鮎と日本料理で有名な料亭です。
春光園の社長さんが、恋歌師匠の大学の後輩の由。
後輩は、上方落語の名手だそうです。
宅配便は、天然鮎の「うるか」や鯛のかぶとの燻製の詰め合わせ。
二年もの「うるか」と今年の「うるか」。
二年ものの「うるか」のお味が、濃厚でクルーミーでこれが本当に美味しい。
吟醸酒には、ぴったりの珍味をいただきました。
ご馳走さまでした。
合掌
さて、九州にお出かけ予定のあるみなさん!
ぜひ、日田の、天然鮎と日本料理で有名な春光園さんにお立ち寄りをお勧めします。
春光園
↓
http://shunkoen.web.fc2.com/
本日、6月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。
参加者は、8名(男性3名 女性5名)でした。
「教行信証・総序」音読の後は井戸端。
・深*さん
五木寛之さんの講演会、高史明さんの講演会に行ってきました。
五木さんは、凡夫が集まって経典等の音読をすることを勧められていました。
【くりのみ会・親鸞とカウンセリングコース】での学びと重なって感激しました。
・岩*さん
詩人・エッセイストの伊藤比呂美さんの『読み解き 般若心経』を読みました。
とても良い本ですので、皆さんにお勧めします。
『教行信証』と繋がるところが随所にあって、面白かったです。
藤*さん
日本科学未来館で開催された「世界の終わりのものがたり」に出かけまし た。
(プリントをコピーして皆さんに配布してくれました)
中でも宇宙人の心がまえが面白かったです。
【宇宙人の心がまえ】
大事な考え方が3つあります:ひとつは「わかる/わからない」をはっきりとさせること。
次にどうなるかがわかっていればパニックになりませんし、また、「わからない」ことが何かを知らなければ、「わかる状態」つくれません。(略)
そして最後に いちばん大事なことは、“楽観的”になること。
広*さん
職場にいると、いろいろ葛藤するような出来事に直面します。
くりのみ会に参加すると、気持ちがホッとします。
etc
『教行信証』の音読は、テキスト(岩波文庫)の140頁から150頁9行目を音読・意見交換を行いました。
次回は、7月14日(土)になります。
本日、午後3時から、杵柄寄席の皆さんの稽古会を参観させていただきました。
会場は、杵柄寄席の大黒柱の志ん女さんのご自宅。
まじめ家金夢師匠と夢見亭恋歌師匠の落語を聞かせていただきました。
この会のメンバーは、所謂、大学落語(落研)の方々で、志はあつく、力量はこの頃のプロの落語家さんのずっと上をいっています。
合評会・懇親会のテーマは、伝統の継続・歴史をどのように受けつないでいくかでした。
皆さんのお話では、最近の落語は、お客に添って伝統がつながっていない由。
伝統的な「くすぐり」が忘れられ、刹那的・爆発的笑いがのさばってきているとのことでした。
稽古会の後は、翁家小三馬師匠の中華料理をいただきながらの懇親会。
時間を忘れて、皆さんのお話を聞いてきました。
翁家小三馬師匠には、夏のカウンセリング研究会【くりのみ】のワークショップで、フランス料理を作ってもらいます。
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カウンセリング研究会【くりのみ】主催の、
ベーシック・エンカウンターグループを開催します。
日 時 8月10日(金)~8月12日(日)
場 所 伊豆稲取 【くりのみ会】伊豆稲取研修所
世話人 関川紘司先生(臨床心理士)
会 費 12000円
詳細は、カウンセリング研究会【くりのみ】ホームページでご覧下さい。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/workshop/workshop2/page001.htm
「臨床は海だ」
鳥取市内にホスピスケアを行う有床診療所を開設して、地域医療に取り組む内科医の徳永進さんの言葉です。
東本願寺「真宗会館」首都圏広報誌“サンガ”No117から拾いました。
「海」と言いますと、親鸞さまを思い出される方が多いことでしょう。
先ず、親鸞さまの『教行信証』を開きますと、総序には、
難思の弘誓は難度海を度する大船
大聖一代の教、この徳海にしくなし。
が、眼にとびこみます。
親鸞さまには、これ以外にもいくつか「海」があります。
【くりのみ会・道元とカウンセリングコース】では、道元さまの『正法眼蔵』を読みすすめています。
『正法眼蔵』の中には、難解な『海印三昧』があります。
教育・カウンセリング・仏教の「三位一体」。
私が、【くりのみ会】で大事にしていきたいところであります。
一昨日(15日・金曜日)の道元とカウンセリングコースで、tenjin先生による『正法眼蔵・神力』の最終回の解説をお聞きしました。
中国の百丈大智禅師と道元さまのお言葉の部分です。
百丈大智禅師(749~814)は、禅門の規範(清規)を定め、自給自足の体制を作られた禅師様として有名です。
また、「一日不作、一日不食(一日作さざれば、一日食らわず)」の言葉でも知られています。
この言葉は、普通、「働かざる者は食うべからず」といった意味で言われることが多々あります。
これは、間違いだそうです。
tenjin先生によりますと、
印度で生まれた仏教は、出家者は托鉢乞食や信者からの布施いただいて生活をしていました。そのよう戒律に書かれている。
ところが、仏教が中国に伝わり唐代に入りますと、出家者が托鉢乞食・布施だけでは生きていけなくなり、そこで、百丈大智禅師は、作務(農作業)を取り入れ自給自足の生活を確立という次第です。
百丈禅師のものには、大勢の弟子が集まりました。
禅師は、毎日の作務を先頭に立って取り組んでいました。
高齢の師匠・禅師の作務を見た弟子達は、作務をお休みすることを願い出た。
食事の時間になり、師匠に食事を用意する。
ところが、百丈禅師は、食事をとらない。
弟子が、そのワケをお聞きすると、
「一日不作 一日不食」と禅師は答えられた。
禅師は、ご自分のこととしてお応えになったのですね。
さて、今朝の特急「踊り子」で、稲取に日帰りで出かけました。
生家の裏畑の、草取りと見廻りです。
約2週間ぶりでしたが、可愛い夏野菜達は、元気に成長していました。
写真のように、ナス・キューリ、ピーマン、初収穫ができました。
台風も接近しているようです。
少し丁寧に支柱を立てて、東京に10時前に戻りました。
ミャンマーの最大野党党首アウン・サン・スー・チーさんが、ノルウェイのオスロ市庁舎で1991年に贈られたノーベル平和賞の受賞演説を行いました。
受賞から21年目の演説です。
私の生まれた稲取には、山田元八さんという方がおられました。
(母方の親戚です)
山田さんは、戦争中、ビルマに出征。
戦後もミャンマーに残り、「ビルマ建国の父」アウンサン将軍を支援し、ビルマ独立に尽力されました。
戦後、山田さんは、ビルマに国賓待遇で迎えられ、ミャンマーの国宝級の平和釈迦如来を贈呈されました。
現在、その平和釈迦如来他の宝物は、稲取駅近くの済広寺の宝物館で見ることができます。
稲取にお出かけの時は、是非お立ち寄りください。
http://www10.plala.or.jp/kayanotera/houmotsu.html
スー・チーさんが日本(京都大学)に留学中、稲取の山田元八さんのお宅を訪問されたと聞いたことがあります。
ミャンマーの平和は、これからも多難な道のりです。
スー・チーさんのご活躍を、心から念じます。
今日の写真は、ミャンマー繋がりです。
【くりのみ会】のお仲間のBさんが、先日、ミャンマーに出かけられたそうです。
ミャンマーのお土産(写真)をいただきました。
Bさん、ありがとうございます。
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