法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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里村専精師 「浄土真宗にようこそ」No121

2021年01月24日 22時59分48秒 | 里村専精師の言葉

里村専精師
「浄土真宗にようこそ」No121をお届けします。

19の本願で、凡夫はまだ見えません。
20願という法を聞く場に、罪業深重の自己発見があります。
その20願・「植諸徳本の願」に、私たちは仏道の歩みを与えられます。
20願から、初めて19願の実態が全部見えるのです。
それは仏道が開いている、衆生救済の大行を見ることにもなります。
20願を忘れて18願を欲しがると、それは闇取引になります。
20願において、自らの歩みの場を確立する。
そこに20願の開かれている意味があります。
半自力とは、凡夫だということです。
しかし半他力とは、一切衆生に法は平等だと教えます。
18願とは、20願の自然の転入だと親鸞は言いました。
私たちは、人間として(20願)遥かに18願に接してゆくのです。
それを往生決定と言います。
決して成仏したとは言わないのです。
20願こそ、人間確立の場だったのです。

◎カウンセリング研究会【くりのみ】
 1月の学習会は、
 新型コロナ感染流行・
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 中止となります。

◎zoom念仏道場は、開催しています。
 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
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