４月８日。
花祭り、お釈迦様の誕生日です。
このところのボクの平生。
出かける予定のないときは、
午前中、
『浄土三部経』の読誦と
『三帖和讃』をうたいます。
写真は、『正像末和讃』のノート。
釈迦如来かくれましまして
二千余年になりたもう
正像の二時はおわりにき
如来の遺弟（ﾕｲﾃｲ）悲泣せよ
世尊がおかくれになってから
今日まで二千年余になります。
正法の時代、像法の時代は終わってしまった。
世尊の遺された弟子たちは悲しみ泣きなさい。
新型コロナの世界大流行。
今日は、昨夜の緊急事態宣言を受けての第一日目となりました。
ＴＶでは、安倍首相や関係閣僚、感染症の専門家、自治体の長、
コメンテーターの皆さんが、
熱心に討議＆お願いを展開してくれているが、
何か物足りない！
先師・五十嵐先生は、《裏打ち》ということを繰り返し教えられた。
そうです。
所謂（科学的な知）や（経済活動）をもとにした討論はするが、
《裏打ち》が感じられない。
ボクは、日本人の《裏打ち》は世尊の教えだと確信する。
すっかり、生活の中で、
世尊の教えを忘れてしまい、
（欲ボケの体たらく）が、昨今の世相に顕れている。
「悲泣」しましょう！
「悲泣」の後に生まれる何か？
ナムアミダブツ なむあみだぶつ 南無阿弥陀仏
