河合隼雄さんの講演集を読んでいる。
『河合隼雄のスクールカウンセリング講演録』
村山正治・滝口俊子編 創元社
本書の中で、河合は将棋の名人の谷川浩司さんの対談のことを書いている。
谷川は、将棋が強くなるために三つの条件を挙げている。
①棋士は、研究者でないといけない。
②棋士は、芸術家でないといけない。
③棋士は、勝負師でないといけない。
この話を聞いた河合は、この三つの条件は、カウンセラーにもピタリと重なると述べている。
本書を読んだ《聞者・くりのみ》は、この三つの条件は教師にもピッタリと感じた次第ある。そこで、触発されたところを記してみたい。
①教師は、研究者…教材に精通した、教育に関して明るい教師。
②教師は、芸術家…自己を見つめる眼をもつ教師。
③教師は、勝負師…教育臨床眼をもつ教師。
とりあえず、我流の置き換えをして見ました。
(とりあえずの仮説です。しばらく時間をかけてあたためてみます。)