法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「習熟度別の授業」に反対です。

2009年04月02日 22時49分09秒 | 日乗

私が教職についていた最後の頃、「習熟度の授業」が導入された。
職員会議で大反対の論陣をはったのだが、行政主導に添った管理職の意見には勝てなかった。

3月31日の朝日新聞に、「習熟度別の授業効果出ない例も」の記事が掲載されていた。

「さも、ありなん」である。

小学生の時代は、学力差があろうとも、「一つのクラスで仲良く」が一番である。
能力別に分けたり、習熟度別にしたり・・・、全く大人の教育学者の行政側の、思い上がりである。

「学力差などなんのその。学力差があってもOK OK。ドンマイドンマイ。皆が仲良く」が、長年教職にいた私の気持ちである。

新聞記事でも、教育学者の意見が掲載されていたが、全くナンセンス。

効率・能率・能力・差別…を重視するところには、本物の教育はない。

教育学者諸君 教育行政担当者には 特に、『歎異抄』の第2章を読んでもらいたいものだ。

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麻生首相関連ニュース

2009年04月02日 22時17分58秒 | 日乗

日本の国でも、数年前に「金儲けしてどこが悪い」と発言されたお方がおりました。
今回のロンドンの金融街シティでのデモも、公的資金を入れた破綻状態の金融機関のお偉いさんが、多額のボーナスをもらっていることも一因のようだ。

デモをするイギリス国民・ヨーロッパの方々の気持ちに共感を持つ。

経済・財政・世界経済のことは全く分からないので教えてもらいたいのだが、各国が公的資金を入れて経済を再生させてこれまでのように大量生産・大量消費で、この地球は大丈夫なのでしょか?

我が日本国のリーダー麻生首相は、赤字国債も視野に入れているようですが、将来の少子化の若者に、借金を残してよいものでしょうか?

将来展望が分かりませんので、どなたか教えてください。

で、麻生首相関連のニュースを紹介します。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/238294/
麻生首相が名指しで「ドイツ」批判

 

4月2日20時5分配信 産経新聞
麻生首相は「最格下」扱い?周囲やきもき

 

政局でなくして、各政党がマニフェストを明確にして、10年後・100年後の日本の在り方を問うてもらいたいものです。
私は、もう一度江戸時代を手本にして、「士農工商」で良いかな?と思います。
世界をリードする経済大国ではなく、少々貧乏でも良いので、経済程々国家・教育立国を希望します。
家族や地域が人々が肩を寄せ合う、緩やかな経済成長の国家になってもらいたいもです。

「国民が幸福でいられること」を国策としたヒマラヤのブータン王国のように伝統と仏教に守られたやすらぎの国はヒントにしたいですね。
(年甲斐もなく、青臭いことをいっています)

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教員の免許更新に思う。

2009年04月02日 12時49分15秒 | 日乗

(2009年4月2日 読売新聞)に、岩手県教育委員会が、岩手大など5大学と構成する(教員免許)更新講習協議会を離脱して、県独自のカリキュラムをつくるそうだ。
そのねらいは、「小・中・高など学校種別、教科別カリキュラムを年代別に提供でき、教員の金銭的負担もない」と説明している。

 私は、退職間近にこの更新制のニュースを聞いていたのだが、実際にはその必要もなく退職した者だ。

結論を先にいう。
「大学主体でも教育委員主体でも、どちらも大反対。教師は専門職であるのだから、自分で勉強しなさい。勉強しにどこにでも出かけなさい」が私の主張。

お釈迦さんの言葉をお借りしますと、「天上天下唯我独尊」ですよねー。

教育の仕事は車の運転と違います。
車の運転だったら、更新のための講習は必要でしょう。
教育の仕事は、そんなものではありません。
教師自身の内面の問題であり、自己変容の問題です。講習に出かけて、「はい!合格」では、さびしい限り。

「永遠なるものを求めて 永遠に努力するものを教師という」です。

 お役所に束ねられて、役人みたいな形式的・人間味のない教師が多くなるのが一番恐ろしい。 子ども達が可哀想。

「更新講習に反対。自分の足で歩いて、自分の頭を使って勉強しろ!」です。

 

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どうもあの(笑い)が好かん!

2009年04月02日 11時33分50秒 | 日乗

ロンドンの金融街シティーで、主要20カ国・地域金融サミットに合わせて大規模なデモが行われ、警官との衝突で63名が逮捕・お一人の方が死亡したそうだ。
合掌。

4月2日10時6分配信 産経新聞

今回の金融危機は、確かにアメリカ発の行きすぎた欲望丸出しの資本主義の結果であり、オバマ大統領も金融危機を招いた非は認めている。
しかし、それに便乗して、各国でグローバル化の波に積極的?(金儲け)に乗り、あるものはなすすべもなくのみこまれたのであろうから、アメリカだけを悪者にはできないだろう。もちろん張本人はアメリカではあるが。

たぶん、今回のG20では、金融危機からの脱却と景気の回復、雇用の安定のために各国とも財政出動をすることになるだろう。
我が日本国では、麻生首相が赤字国債の発行を示唆していた。
経済回復は大事なことだと思うが、欲望最優先の大量生産・大量消費の資本主義の行きすぎは、地球丸を壊滅してしまうのではなかろうか!

話は変わる。
この頃、首都圏での鉄道事故の場合、以上に比べて、被害も復旧も大変のようだ。
その理由は、私鉄・JR・地下鉄等々が相互乗り入れでにより強大化した路線の出現によるらしい。

もとえ。
最近思うことだが、一極集中の巨大化・能率化・効率化・利潤至上主義の資本主義は、確かに我々の生活を便利に快適に綺麗にし、人間の物質的な目先の《幸福》に対しては貢献してきたが、人間としての根源的な《幸福》については置き忘れているように感じる。 

我が麻生首相は、ロンドンに到着して最初に韓国の李明博大統領と会談したそうだ。
ニュースが流れていたが、あの笑顔が気に入らない。
少し前までは国民の低支持率で青息吐息・死に体状態であった。
民主党の小澤代表の第一秘書の逮捕のお陰で少々支持率が上がった程度なのに、「笑っている場合ではない」と言うのが私の本音。

ヨーロッパでは、各地でデモが起こっているそうだ。
そこに行くと、我が日本国は平和である。平和呆けかな・・・?

支持率が少々向上し、外交の麻生で自惚れて、更に民主党の失点で、またまたこのお国は自由民主党・官僚・財界主導の政治が延命するのだろうか?(するのだろううな~)

私は、若い頃は結構自民党寄りであったが、そろそろ政権交代を期待している。
小澤民主でも岡田民主でも・・・ 誰でもよろしい。
(民主党支持者ではありません。第二政党を応援するといったスタンスです)

政権交代をして、政・官・財の大掃除が必要な時代の到来と考えます。
もちろん、一人一人の日本国民が、マスコミの報道を鵜呑みにしない、支持率等の変動に右往左往しない、しっかりと日本国をどのような国にしたいのかを考える時ですね。

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