午後、銀座に出かけた。
伊東屋での買い物と、くりのみ会・会員の水戸さんの個展を見るためだ。
伊東屋で修正テープを購入し、NikonとSonyのショールームに立ち寄った後、数寄屋橋の交差点で医療関係者のデモに出会った。
最近にしては、ずいぶん大きなデモのように感じた。
シュプレヒコールを聞いていると、
「医師不足を解消しよう!」
「看護師を増やせ!」
「病院をつぶさな!」
「安心の職場を作れ!」
「医療・看護・介護の予算を減らすな!」
「選挙に行こう!」
等々であった。
日本は、敗戦後、アメリカと自民党の政策で、確かに経済的に豊かになったように思う。
その意味では、アメリカと自民党には感謝であろう。
でも、デモ、デモ…デモである。
最近のアメリカと自民党には、少々ガッカリ・ウンザリさせられる。
どの政党を選択するかは、各自の判断である。
ただ、選挙に行くことと、政治に関心を持つこと。例えば、自分の意見を反映するために必要ならデモには参加すること。
くりのみ会・会員のKさんの発言が思い出される。
Kさんは、ご主人の仕事の関係でジュネーヴに5年程滞在した。
スイスは、ドイツ系・フランス系・イタリア系の住民が多く、国民投票が時々実施されるそうだ。
そこで、スイス国民は、老若男女日常的に政治談義をしていると紹介してくれた。
日本人は、政治に無関心で、お上に頼りすぎの傾向が強いように感じている。
民主主義国であるのだから、もう少し政治に関心を持ってもよいように思う。(自戒を含めて)