法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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「まつ」ということ

2007年09月05日 23時37分50秒 | 日乗

このところはまっている

鷲田 清一著
「待つ」ということ    角川選書

を区立図書館から借りてきて読み始めた。

先ず、題名の「待つ」ということは、40年前にカウンセリングを学び始めの頃、先輩の先生から教えていただいたことでもある。

「寄り添い」「待つ」ことは、カウンセラーの重要な資質であるが、臨床哲学者からのプレゼンテーションは、大変興味のある出来事である。

で、裏表紙の本書の解説を【落穂拾い】してみると、

現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性をなくしはじめた。・・・(以下、略)

 

「待つ」ことのできるカウンセラーが一人前のカウンセラーであると教わったものだが、この頃のカウンセラーは「待つ」ことができなくお喋りになったような感じがする。

 

コメント
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