未だ理解できない女子ショートの結果

歯がゆい結果だけれど、女子シングルの感想、
とっとと書かなきゃＧＷが終わってしまう

東京で開催されるはずだったワールドが、約ひと月遅れとなったことで、
選手たちは、メンタル面とコンディション面の調整に難儀したと思われますが、
その中でみな、見事な演技を披露してくれました。
ロシア側の日本への気遣いも会場の大きな声援も有難かったけど、
蛆テレビはそれら感動的な場面をことごとくカットして、キム選手の映像を流していたな

パトチャンが世界最高得点を出して優勝した時点で悪い予感はあったんだ。

真央に関しては、残念ながらジャンプの矯正という難題に取り組んだ今シーズンは、最後まで苦しいものだった。
全日本から四大陸と少しずつ調子を取り戻していたから期待してたんだけど、
震災が彼女の心に暗い影を落としていたとは・・・

美姫は今回も完璧だった
優しい旋律にのって、美しく繊細な動きで、柔らかな笑みを浮かべて滑るその姿に、
その場にいた観客は魅了されたはず


コストナーやシズニーも素敵だったけれど、
やはり今シーズンは美姫のシーズンで終わるのだろうと、そう確信していた
最後にあの選手が滑り終わってもその確信は揺らがなかったのに、
点数が出た瞬間に奈落の底に突き落とされたさ。
キム・ヨナ美姫を上回り、ショート1位

先シーズンとほとんど変らないプログラム構成に、
演技構成の全てで８点台という不可解さ
衣装や曲を変えても私にはキム選手の演技は全て同じに見える。

しかも
彼女にとって一番の見せ場になるはずだったステップアウトした
冒頭のルッツジャンプに加点した審判がいる
リザルトはコチラ（←）

ジャンプでわずかにふらついただけで
アンダーローテをとられた佳菜子との差は一体何なんだ！？

1年間競技会から遠ざかりながら、ここまで仕上げてきたことは流石と認める。
スピンのポジションも先シーズンよりは良くなっているさ。
でもそれ以外の要素は去年までのキム選手の実力と比べてやはり劣る
ウィルソンらしく相変わらず漕ぎの多いプロだし、
今回は特に片手でお腹を押さえる演技に、
「トイレ我慢しているように見えた」という声があちこちで聞かれた。
期待させた割にはつまらないプロだと思うけど、曲の解釈８点台・・

スピンでは世界一と評されるアリッサシズニーよりも高得点を得ているし・・・
翌日のフリーを見ようという気持ちがここで萎えた事を責めないで欲しい。

ＩＳＵは、フィギュアファンの信頼を完全に裏切ったのだと、
スポーツの公正性を損なったのだと
絶望の淵に突き落とされた夜でした。