ついに9月1日、セカンドオピニオンを受けるため、九州中央病院を訪ねました。
婦人科医である副院長室へ通され、早速お話を伺うことに。
まず、浜の町病院でもらった診断書に目を通された後に、本題へ。(宛名が福大病院になっていることは事前に連絡済み。)
まず、私が一番悩んでいる、子宮の全摘について。
結論から言えば、手術を行うならば、全摘になるそうです。
筋腫核のみの摘出は、数が多すぎる私の場合、意味がないと・・・。
多発性筋腫の特徴として、今ある大きな筋腫を摘出しても、次々に小さい筋腫が発育して、さらに新たな筋腫が生まれるらしい。
開腹手術なんて、何度も繰り返すモノではない上、今回新たに見つかった卵巣の腫れも心配されるため、一度の手術で子宮と同時に卵巣を取り除けば、その心配も解消されます。
ああ、やっぱりか。
と、一気に絶望的な気持ちにさせられたとき、
「当病院では子宮動脈塞栓術という方法も行っています。」
「しきゅうどうみゃく・・・・なにそれ???」
説明によると、
子宮動脈をカテーテルで詰めて、筋腫を縮小させるもので、
縮小した筋腫は再び腫大することはないのだそう。
さらに、一度に多数の筋腫を治療できる、子宮が残る、入院日数が短い、お腹に手術の傷が残らないなどなど、聞いていると、メリットばかりの優れたもの。
ただし、どんな方法にもリスクはあり、
施術者の10~15%位の割合で、効果が得られない場合がある。
さらに最新の手術のため、健康保険が使えない。などなど。
費用は九州中央病院の場合、入院費込めて約40万円強。
安くはないけど、思ったほど高額でもないか。
子宮摘出手術が約60万円、その3割で18万円。プラス入院費・・・
と考えれば、入院期間が短い分、合計金額にそれほどの開きはないかも。
何か気持ちはものすごく、こちらに傾くけど・・・・
この場合、卵巣を残すことになるから、今後腫れが進行することもあり得る。
さらに副院長さんが続けます。
「薬で症状を抑える方法もありますよ」
あら、それって浜の町の担当医は
「薬は半年くらいしか効果がないから、閉経間近ならともかく、(私には)効力がない」
って却下された。
それに筋腫を持つ人は、持たない人に比べて特に閉経時期が遅いから、とも。
「確かに、続けて薬を使えるのは半年ですが、すぐに元に戻るわけではなく、更年期になれば戻るスピードも遅くなります。元に戻るのにゆっくり半年くらいかかり、次にはさらにスピードが遅くなる・・・それを何回か繰り返すうちに閉経。」というわけらしい。
ただし、これも更年期特有の辛い症状が出るかも、というリスクはある。
さらに、
「何もしないでこのまま経過を見守ること」
も、選択肢のひとつだと。
ええっ、ここにきて、このまま放置。
「だからこそ、筋腫の治療法を選ぶことは、一番悩ましいんですよ。
なぜなら良性だから」
そうなんですよね。
だから私も長年放置してしまったんです。
「ゆっくりと考えてみて下さい。緊急を要する状態でもないし、筋腫の手術はいつでも出来ますから」との安心感を与えてくれるお言葉を最後に頂いた。
卵巣膿腫も懸念されるけど、
「今回は子宮筋腫の治療を最優先にして、卵巣についてはMRI検査をマメに受けるというのでも良いでしょうね」
とも。
と、ここまでが九州中央病院のセカンドオピニオンの結果です。
「筋腫核だけの摘出は意味がない」、というのは浜の町病院の医者と共通の所見でした。
ただし、他の方法も提示して頂いただけで随分と気持ちは軽くなります。
ここでは、「絶対にこの方法しかない」とは言わなかったので、
最終的に決めるのは自分自身です。
あ、でも気持ちは大きく「子宮動脈塞栓術」に傾いています。
あとは家族や、周囲と相談しながら決めたいと思います。
実際に施術を行うにしても、父の一周忌後になるでしょうが。
婦人科医である副院長室へ通され、早速お話を伺うことに。
まず、浜の町病院でもらった診断書に目を通された後に、本題へ。(宛名が福大病院になっていることは事前に連絡済み。)
まず、私が一番悩んでいる、子宮の全摘について。
結論から言えば、手術を行うならば、全摘になるそうです。
筋腫核のみの摘出は、数が多すぎる私の場合、意味がないと・・・。
多発性筋腫の特徴として、今ある大きな筋腫を摘出しても、次々に小さい筋腫が発育して、さらに新たな筋腫が生まれるらしい。
開腹手術なんて、何度も繰り返すモノではない上、今回新たに見つかった卵巣の腫れも心配されるため、一度の手術で子宮と同時に卵巣を取り除けば、その心配も解消されます。
ああ、やっぱりか。
と、一気に絶望的な気持ちにさせられたとき、
「当病院では子宮動脈塞栓術という方法も行っています。」
「しきゅうどうみゃく・・・・なにそれ???」
説明によると、
子宮動脈をカテーテルで詰めて、筋腫を縮小させるもので、
縮小した筋腫は再び腫大することはないのだそう。
さらに、一度に多数の筋腫を治療できる、子宮が残る、入院日数が短い、お腹に手術の傷が残らないなどなど、聞いていると、メリットばかりの優れたもの。
ただし、どんな方法にもリスクはあり、
施術者の10~15%位の割合で、効果が得られない場合がある。
さらに最新の手術のため、健康保険が使えない。などなど。
費用は九州中央病院の場合、入院費込めて約40万円強。
安くはないけど、思ったほど高額でもないか。
子宮摘出手術が約60万円、その3割で18万円。プラス入院費・・・
と考えれば、入院期間が短い分、合計金額にそれほどの開きはないかも。
何か気持ちはものすごく、こちらに傾くけど・・・・
この場合、卵巣を残すことになるから、今後腫れが進行することもあり得る。
さらに副院長さんが続けます。
「薬で症状を抑える方法もありますよ」
あら、それって浜の町の担当医は
「薬は半年くらいしか効果がないから、閉経間近ならともかく、(私には)効力がない」
って却下された。
それに筋腫を持つ人は、持たない人に比べて特に閉経時期が遅いから、とも。
「確かに、続けて薬を使えるのは半年ですが、すぐに元に戻るわけではなく、更年期になれば戻るスピードも遅くなります。元に戻るのにゆっくり半年くらいかかり、次にはさらにスピードが遅くなる・・・それを何回か繰り返すうちに閉経。」というわけらしい。
ただし、これも更年期特有の辛い症状が出るかも、というリスクはある。
さらに、
「何もしないでこのまま経過を見守ること」
も、選択肢のひとつだと。
ええっ、ここにきて、このまま放置。
「だからこそ、筋腫の治療法を選ぶことは、一番悩ましいんですよ。
なぜなら良性だから」
そうなんですよね。
だから私も長年放置してしまったんです。
「ゆっくりと考えてみて下さい。緊急を要する状態でもないし、筋腫の手術はいつでも出来ますから」との安心感を与えてくれるお言葉を最後に頂いた。
卵巣膿腫も懸念されるけど、
「今回は子宮筋腫の治療を最優先にして、卵巣についてはMRI検査をマメに受けるというのでも良いでしょうね」
とも。
と、ここまでが九州中央病院のセカンドオピニオンの結果です。
「筋腫核だけの摘出は意味がない」、というのは浜の町病院の医者と共通の所見でした。
ただし、他の方法も提示して頂いただけで随分と気持ちは軽くなります。
ここでは、「絶対にこの方法しかない」とは言わなかったので、
最終的に決めるのは自分自身です。
あ、でも気持ちは大きく「子宮動脈塞栓術」に傾いています。
あとは家族や、周囲と相談しながら決めたいと思います。
実際に施術を行うにしても、父の一周忌後になるでしょうが。
でも、やはり、セカンドオピニオンはよかったようですね。
選択肢が広がったというか、「これしかない」という心の闇に、行く筋かの道が見えてきたというか。
「放置」という方法があることにちょっとオドロキです。
そうかぁ・・・症状はつらくても、「良性」だとそういう選択肢もあるんですね・・・
「つらさ」の程度にもよるのでしょうが、ここにきて放置もアリだとは・・・(他の臓器を圧迫することで症状が見られたら何らかの処置が必要だそうです。)
セカンドオピニオン、受けてよかったと思います
良性である筋腫はもとより、もっと重篤な病気で
悩まれている方には特にお勧めしたいです。
自分が納得できるまで、最適と思われる方法を
探して欲しいと、心から思いました。
私も浜の町で今年1月に手術したんです。
子宮腺筋症と診断され、小さな筋腫が沢山あるようで、主治医から子宮全摘出を勧められましたが私も良性だった為子宮は放置してます。それでも良いといわれたので。
卵巣が4センチ大に腫れてたのでソチラだけ手術したんです。
生理もなくなって楽になりますよ・・・とか言われたんですけどそんな簡単なモノなのか、悩みました。
子供は2人いるんですけどね。
今は数カ月おきに検診に通ってます。今は山王病院です。
「子宮動脈塞栓術」なんて初めて耳にしました。医療の進化は速いですね~~
色々とお勉強になりました。
今後もあるのでまたお知らせください。
やはり浜の町病院で子宮全摘を勧められましたか
確かに手っ取り早い方法かもしれませんが、
女性であれば躊躇しますよね
私は独身ですが、子供を「産まない」ことと
「産めない」ことは気持ちの面で全く違います
同じ婦人科でも病院や医者によって
こんなにも違う事が分かり、
セカンドオピニオンの重要性を再認識しました。
卵巣、4cmだとやはり手術ですか
私そっちも気になっています。
マメに検診受けなきゃいけませんね