門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

ボジョレーヌーボー〜gooのお題に参加〜

2017年11月22日 | グルメ

 飲みました。解禁日に初物を!というより、今年はどうかな〜っていうお試し感覚ですので、特に銘柄も拘らずプチプライスのハーフボトル狙い。気持ち的にはお正月の福袋に近いでしょうか(運だめし)?

 そういえば今年は11月初旬に日本の「ヌーボー」(ワイン)飲みました。おいしかったです。(当ブログ内AJUワインフェスタin多治見修道院の記事参照願います。)うちの地元でも地酒とか地ワイン造ってほしいなあ。そしてそれが美味しかったらお中元お歳暮とかギフトとか定番化できるから便利なのに。。。

 ↑小牧ワイナリー「ななつぼし ロゼ」2017


新・恐竜学〜岐阜県博物館開館40周年記念特別展〜

2017年11月21日 | 書籍・資料

 ナイトミュージアムつながりでその時に入手した図録のご紹介。サブタイトルは「新・恐竜学〜鳥になった恐竜の脳科学〜」で、河部壮一郎氏(福井県立恐竜博物館)、服部創紀氏(岐阜県博物館※)の執筆です。古神経学の概説から古神経学の恐竜頭骨(ならびに脳エンドキャスト)への適用、内耳や感覚を受容する脳領域の大きさに着目した解説などがわかりやすく記されていて、初心者のくらげびとにはありがたい入門書となっています。

 

新・恐竜学〜鳥になった恐竜の脳科学(目次)

第1章 古神経学〜絶滅動物の脳を研究する〜

  Ⅰ 脊椎動物の脳

  Ⅱ 恐竜の脳は化石になるのか?

  Ⅲ 古神経学のはじまりと今

  コラム ー古神経学の母 ティリー・エディンガーの軌跡ー

第2章 恐竜脳科学

  Ⅰ 恐竜 脳科学の幕開け

  Ⅱ 恐竜とは

  Ⅲ 恐竜の脳、内耳

  Ⅳ 三畳紀 恐竜の誕生

  Ⅴ ジュラ紀 恐竜の巨大化と鳥類の誕生

      竜脚類の脳

      剣竜類の脳

  Ⅵ 白亜紀の 恐竜の多様化と絶滅

      鳥脚類の脳

      周飾頭類の脳

      曲竜類の脳

      獣脚類の脳

第3章 鳥になった恐竜

  Ⅰ 恐竜から鳥へ

  Ⅱ 鳥類の脳

第4章 ギフトその周辺の恐竜調査

  Ⅰ 三重の恐竜

  Ⅱ 福井の恐竜

  Ⅲ 岐阜の恐竜

 

参考:河部壮一郎・服部創紀著「新・恐竜学」2016.7.8岐阜県博物館友の会刊

 

 この図録発行時の所属。2017年現在は福井県立恐竜博物館。


クリスマス・ナイトミュージアム〜2017.12.23岐阜県博物館〜

2017年11月20日 | 博物館

↑Sinosauropteryx prima(特別展「新・恐竜学〜鳥になった恐竜の脳科学〜」展示) 

 12月23日18:00〜20:00、岐阜県博物館にてクリスマス・ナイトミュージアムがあります。写真は昨年参加したサマー・ナイトミュージアムのものですが、この時は特別展解説(新・恐竜学〜鳥になった恐竜の脳科学〜)・博物館探検(ある種のスタンプラリー)・敷地探検(蝉の羽化観察)・星空観察など内容盛りだくさんでした。12月14日まで申し込み受付中ですので詳しくは岐阜県博物館のHPをご覧ください。

 ↑展示があったらぜひ実際に試していただきたい動く生首。 

 

 ↑携帯電話のカメラで撮るには無理がありました。

 


オータム・ナイトミュージアム〜2017.11.04岐阜県博物館〜

2017年11月19日 | 博物館


 岐阜県博物館のナイトミュージアムに当選したので参加してまいりました。主照明を落とした空間にライトアップされた恐竜たちが浮かび上がり、なんとも幻想的です。

 岐阜県の地質図がメインホールにあり、息子その2とその3は座り込み。君たち、地図が目当てじゃあございませんね?

 今回は「夏に開催されるナイトミュージアムと違って、ファミリー層だけでなく一般の方も意識した催し」だそうで、各展示室を回るよう企画されたクイズラリーが主でした。懐中電灯だけでピンポイントに展示品の場所を探すのは初見だとやや難しいと思いますが、何回か来ていて展示に慣れているせいか子どもたちはスタスタ目的地へ。スタスタ行きすぎてとあるものを数え間違い、全問正解ならずでした。あと一問だったのにね〜。

 クイズラリーだけでなく、ただいま開催中の特別展示「壬申の乱の時代ー美濃国・飛騨国の誕生に迫る」も観覧できました。が、時間切れでほぼほぼ素通り、もったいなかったです。会期は2017年11月19日、つまり今日までですので関心をお持ちの方はぜひ岐阜県博物館へ!

 そして2017年12月23日に開催されるクリスマス・ナイトミュージアムもただいま募集中です。30組限定、超えた場合は抽選になります。詳細は岐阜県博物館のHPをご覧くださいませ。

 

参考:岐阜県博物館


ホラアナライオン完全体発見〜2017.11.15時事通信〜

2017年11月18日 | 古生物学・地学

 ロシア極東サハ共和国の永久凍土からホラアナライオンの完全体が今年の9月に見つかったそうです。実は今回の発見は3体目で、2015年にも2体が見つかっているそうです。新聞各紙やネット上の画像を見ても(大抵2015年発見分の画像ですが)5万年も前の個体とは思えない状態です。アイスマン※といい、ホラアナライオンといい、氷漬けのタイムカプセルのようだなあ、と思います。DNAが復元できればクローン作成も理論上は可能とかなんとか。。。まるで映画や小説のようです。そして映画や小説だとこういう大発見に付随して未知のウイルスなんかも出てきたりするのですが、、、そんなことまで映画や小説のようになりませんように。。。!

 

 1991年にアルプス氷河で見つかった約5300年前の男性のミイラ

参考:時事通信社2017.11.15社会「ホラアナライオン=完全体発見」