門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

雅楽講座続編〜2017.10.29〜

2017年11月13日 | 和物(伝統芸能・歴史・考古学など)

 催馬楽を練習しつつ様々な楽器に触らせていただくこの講座、本日は鉦鼓と琵琶です。

 

 鉦鼓は鼓の名前がつきますがいわゆる”つづみ”ではなく雅楽で唯一の金属製楽器です。摺鐘(すりがね)を木枠に下げ、先が紫檀製の桴(ばち)で摺ります。叩くのではなく、摺るのだそうで、長く使われている鉦鼓の裏側には桴の摺跡が付いています。

 枇杷。四弦四柱の弦楽器で、薩摩・筑前・平家枇杷などと区別するために雅楽の枇杷は楽琵琶と呼ばれます。弦は絹糸でできています。練習中に一番細い第四弦が切れてしまいました。

 催馬楽。。。期日までに習得できるのかどうか甚だ心もとないのですが、息子その1に教えてもらいつつ、練習中でございます。