知人に「サワガニ要る?」と聞かれたときに息子その3は言いました。「うん、食べる!」・・・佃煮や唐揚げじゃなくて、なまの蟹なんだな、これが。食い意地の張った息子その3は「育てて食べる!」といまだに主張していますが、毎日お世話をしているのは息子その2です。
しず、ぼうぜ、くらげうおなど様々な地方名を持つ魚の「鯛の鯛(胸ビレ付近にある魚の形に似た骨)」、乾燥させている間にぱっきり割れてしまっておりました。継ぎ目が脆い骨を丁寧に取り出した息子その1の目が怖い。。。ともあれUPします。焼き魚にしたらおいしいお魚ですが食べられない状態のものを入手したので骨を取り出しただけ、、、なんだかもったいない。骨格標本作ればよかったかなあ。。。
だいぶ間が空いてしまいました、鯛の鯛シリーズです。こんな言い方が正しいのかどうかわかりませんが、鯛やシシャモの骨だと分離できる部分がサンマでは癒合しているようで、魚に見立てた場合背中から尻尾に当たる部分がデブっとしています。見ようによっては金魚の尾ビレに見えなくもないです。なんか意外。サンマってもっとシュッとした「鯛の鯛」が出てくるかと思っていました。
一時は(命の教育などの観点から)取り組みも危ぶまれた標本づくり、なんとか先生の許可も出たので、息子その2と昆虫採集や標本作成の際の約束事を決めて、いざ標本づくりに着手。って、なんでこの姿?怖いんですけど。
「ラジオ体操の帰りに死骸を拾ったけど、家に着く前に袋の中で頭がはずれちゃった。」
・・・そうですか。そして色々突っ込みどころ満載の展足状況なんですが、そこは手出ししちゃダメよね、、、。見守るって難しいわ。
(どうせはずれてるならと中を覗いたけど構造よくわからず。はずれた場所が胸部と腹部の境目あたりなら発音筋とか共鳴室も観察できそうなんですが、、、。また死骸待ちですね、、、。綺麗な死骸っていうのが難しいんですけど。)
参考:ブログ内関連記事昆虫標本の作り方〜2017.08.20名和昆虫博物館〜
古生物学者になりたい息子その1の自由研究のテーマが化石ならば、昆虫博士になりたい息子その2のテーマは当然昆虫なのですが、実は学校から許可が下りないかも、、、な事態でした。なぜなら息子その2の事前提出票にはでかでかと「ひょうほんづくり」と書いてあったから。
「もう提出いただいているんですが、変えられる予定は、、、」←(と、新しい事前提出票を出されようとしたので)
「子どもが自発的に選んだテーマですので親としてはやらせたいと思っております。」←(目の前に出される前に言い切ってしまった^^;)
「そうですか、、、、、、、、、、、、、。」
・・・・・わかります、先生の危惧されることも痛いほどわかります。親としてもこのまま提出するの迷いましたもん。結果、返ってきた事前提出票のアドバイスは「虫のいのちをいただくのですから、ていねいにつくりましょうね。」はい、肝に銘じます。ということで、まずは観察日記からつけております。
参考:ブログ内関連記事「殺虫の是非〜飼育・標本作成について昆虫の専門家に聞く〜」