台湾には東側太平洋岸に温泉が多い。中でも台北市中心から40分で100年の歴史のある北投温泉に泊まった。だから温泉街には日本名を付帯につけた旅館が目に付く。滝の湯、星の湯など。その中の一軒に落ち着く。女将さんはシャキっとした下町言葉を話す。畳の部屋に通されてお茶が出る。日本の旅館に泊まったと同じ雰囲気。 浴槽はかっての日本風で男湯の方が女湯よりかなり大きい。湯は濃い乳白色のラジウム泉。ネットリと肌にまといつく感じ。食事はやはり中華。鯉の丸揚げなどが。宴会場から聞こえてくるのは、やはりカラオケが主役。演歌、シャンソンなど日本語で歌う。無論日本人ではない。この旅館は純日本式だが施設の古さもあるがサービスは良好。機会があればもう一度かな。 此処の温泉街は日帰りでも観光地。なかでも日本時代に開設した木造の大温泉旅館が今は温泉博物館として見学者が多い。
自室での夕食
紹興酒
朝食