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春稜庵でお話しましょう

四季の変化を楽しみながら身近に感じた事を伝えます

温泉

2006-09-12 21:55:20 | 台湾旅行

 台湾には東側太平洋岸に温泉が多い。中でも台北市中心から40分で100年の歴史のある北投温泉に泊まった。だから温泉街には日本名を付帯につけた旅館が目に付く。滝の湯、星の湯など。その中の一軒に落ち着く。女将さんはシャキっとした下町言葉を話す。畳の部屋に通されてお茶が出る。日本の旅館に泊まったと同じ雰囲気。 浴槽はかっての日本風で男湯の方が女湯よりかなり大きい。湯は濃い乳白色のラジウム泉。ネットリと肌にまといつく感じ。食事はやはり中華。鯉の丸揚げなどが。宴会場から聞こえてくるのは、やはりカラオケが主役。演歌、シャンソンなど日本語で歌う。無論日本人ではない。この旅館は純日本式だが施設の古さもあるがサービスは良好。機会があればもう一度かな。 此処の温泉街は日帰りでも観光地。なかでも日本時代に開設した木造の大温泉旅館が今は温泉博物館として見学者が多い。

自室での夕食

紹興酒

朝食

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台湾総統府

2006-09-11 16:08:46 | 台湾旅行
 この中華民国総統府の建物は大正9年に日本の台湾総督府の機能として新築されてる。当時の台湾内部情勢を考えると建築史上の建物として単純に見るのははばかられる。観光客に一階部分は開放されてるが上階は今でも総統の官房施設として現役である。ソウルの朝鮮総督府の建物は数年前に撤去されてる。 見学者は裏口から入る。もっとも職員でも正面からは入れないが。入場してまず吃驚するのはすぐに日本歴代総督十数人の顔写真が壁一杯に並ぶ。その後に台湾総統が蒋介石から陳水扁まで。81才のガイドは元日本兵の台湾人で「台湾に親身になってくれた総督はこの方々です」と特定の数人を指差す。一方で蒋介石のコーナーに入ると「私はこの方の説明しません」と避ける。長い歴史の中でオランダ、スペイン、明、清の漢民族、日本、それから本土からの国民党、という歴史をたどって来た台湾国民の今後の繁栄を祈る思いである。 
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