#000-16.人事異動発令中

お茶　飲んでる。

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落ち着かないったらありゃしない。
こんばんわんだふる。

先週末、社内で部署間の人事異動が発令されました。これまで、あんまり、そういうことを仰々しく行う会社に勤めたことがなかったので、なんかヘンな感じ。おまけに部署間の異動こそ正式に発表されたものの、部内のそれぞれの担務は未だ発令されないので、自分に大きな異動はなかったものの、これに伴って自分がどーなっちゃうのかイマイチ分からないまま、日々が過ぎていく。一緒に仕事をしてきたヒトが突然違う部署にいっちゃうのはなんか寂しい気もするし、そうこうしていても、日常業務や締め切りはいつもなんら変わらず迫ってくるわけで、どうにもこうにも落ち着かない毎日です。

「事件は現場で起こってんだよ。」なんて名台詞の意味がちょっと分かる気がする今日この頃。大きな志のために大きな変革が行われる末端では、日常の中でもあっちやこっちやあくせくしているのに、ふと、まるで、将棋の駒になったような気分になる。結局自分が右往左往しているのは、ヒトマスの中だけで、そうこうしているうちに、問答無用にあっちのマスへ運ばれちゃったり、気づいたらもう相手の手中に収まってたり、みたいな。

こういうのも経験だな、と思います。おそらくワタシがこれまで社会人として辿ってきた経歴は、われながらちょっと異質で、今年、今の会社に勤めだしたことも、それをいつまで続けるかも、その後、なにをしたいか、なにをせねばならないかも、タブンちょっとヘン。もちろんどんな仕事をしても、その根底にはお金を稼ぐという目的は必須だけれど、今のワタシはタブンそれと同じくらい、経験が必要で、だからまぁ、ヨシと思える。

いろんなことに一喜一憂しながらも。まぁ、ヨシと思おうじゃないか。うん。いろんな会社に勤めてみたり。いろんなことをしてみたり。それでも、経験したことのない経験がやまほどあるってのは、スゴイことだ。いや、タブン、いろいろやってみるからそうなのかもしれないな。なんにしても、まぁ悪くない。どんな経験でもきっと無駄にはならないんだ、と信じてみたりして。

自分がそうだからといって、いろいろな職場を経験したことのあるヤツがえらいとかはちっとも思わないし、だからこそ、同時に、ひとつの職場に長く勤めるひとがえらいとも思わない。モンダイはそこじゃないんだ、タブン。

今回の人間模様を見ていて気づいたこと。私は「哀愁」がキライ。漂っている哀愁ってあんまカッコイイもんじゃない。あー至極個人的な感想だけど。微妙な感じとかがあんま好きじゃない。かっこよさを感じない。でもそれが美徳と思っているヒトは、世の中には案外多い。