TAKE IT EASY

~Don't think,feel.

#294.自分をつなぐ作業

2007年10月29日 00時20分09秒 | 2004-2019

ほうじ茶 飲んでる。

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うまいこと、書けるかな。
こんばんわんだふる。

先日。保育園の見学に行ってきた。

かれこれ、結構長いこと、息子を保育園に預けて仕事をしようか、やめとこうか、するならいつからしようか...とか、とにかく迷い続けてきた。

迷っても迷っても決められなくて。保育園の申し込みの期限もあるから。どっちに転がるにしてもなにかきっかけが欲しかったんだ。

迷うには、本当にいろいろな理由があって。もちろん金銭的なこともあるし。まわりの反対、賛成もあるし。でもって、自分自身、仕事をしていない自分に不慣れだっていうこともある。仕事をしたい理由がある反面。息子がべたべたしてくれるうちに、べたべたしてたい..とか。やっぱ、こんな小さな我が子を預けてまで仕事をすべきじゃないんじゃないか、とか。

幸せなことに、今のワタシは、仕事をするかしないか、選ぶことができる。

結婚するまで、子供が生まれるまで、ワタシは自分の道は全て自分で決めてきた。もちろん、自分で決めたって、その通り進めないこともあったし。決めた道を進んで思いっきりすっころんで痛い思いもした。でも、それは全て自分で決めた道だったからこそ、後悔なんてしようもなかったし。転んでできた傷は自分でぺろぺろなめてきた。ワタシは多分、そんな自分がスキだった。

それが、今。もしワタシが自分で決めた道でうっかりすっころぶと。そこには、手をつないでいる夫がいて。ワタシのお腹から出てきた息子もいる。ワタシの息子は同時に彼の息子でもあるし。誰かの甥っ子でもあれば。誰かの孫でもあったりもして。

そこにすっころんだ傷や痛みは連鎖していく。

この輪がもたらすのは、もちろん痛みだけではなくて。ワタシはこの輪に入ることで、ずいぶんたくさんの幸せをもらった。だからこそ、ワタシが発する波で傷や痛みを連鎖したくない。

...と、ハナシがなんだかよく分からない方へ進みそうなので、ちょっと元に戻して。

保育園の見学のハナシ。

事前に電話すると、息子が通うことになったら入る未満児(3才以下の園児をこう呼ぶらしい)クラスを見学させてもらえることになった。

ちょうど夫が早く帰ってこられる日だったから3人で行った。もともと、あまり賛成してない夫だから、どっちかっていうと、見学したあと、「やめとけ」って言われたかったのかもしれない。

たずねていくと、そこには20人弱の未満児チャンがいて、ちょうどおやつを食べていた。小さな小さなイスに座って、はちきれんばかりの笑顔でもぐもぐしている彼らは。なんつーか。ワタシより大人だった。

突然、ぼそぼそと入ってきたワタシタチを見上げるやいなや。かわるがわる。「こんにちわー!」と大きな声でゴアイサツしてくれたのだ。

「コンニチワー!」「こんにちわー」「こっんにっちわーーー」

明るい。明るい。明るい。なんて明るいんだ。

でもって。忙しい時間帯にも関わらず、先生がいろいろ説明してくれる。その間に子供たちは次々とおやつを食べ終わって席を離れる。どうやらこれから親御さんがお迎えに来てくれる時間まではお遊び時間らしい。

夫は、小さな女の子から、お散歩のときにとってきたらしいクローバーをそっともらっていた。ごめんね。このヒト、ワタシのおっとなの。

息子におもちゃを与えてくれる子もいた。

そしたら。

ちょうどワタシの横に居たおんなのこに。向こうにいたおとこのこが話しかけた。

「(なんとか)ちゃん、ごめんね。」
「え。いいよいいよ。違うの。そんなつもりでしたんじゃないから。」


なんつーか。ちょっと度肝抜かれました。

これが未満児の会話...な...の...か。

そこには、小さいながら、紛れもなく「社会」があった。

たくさんの好奇心、気遣い、思いやり、ときにわがまま...etc、すでに、子供の体の小ささとは比べ物にならないほどたくさんの感情や思考があって。

ワタシは頭で考える前に、感覚的に、思いました。これまで、ワタシは、息子のためだけを思えば、絶対自分の手元においておく方が良い...と信じて疑わなかったけれど。それってば、間違いだ、と。

というか、んー、なんだろ。

少なくとも、ワタシがそう信じて疑わなかったのは間違ってる...みたいな。

毎日毎日、ワタシとだけ顔をつき合わしているのとはまた違ったように。きっと息子は成長していくんだろうな、と思う。

だから、やっぱりどっちが正解ってこともなくて。道はどっちかしか選べないから。結局のところ、進んだ方なりに、楽しい思いも痛い思いもするんだろうな、と思った、かな。

で。なにより。子供のため、あれこれ...というよりも。ワタシが子離れできるかどうか、ってことに尽きるな、と痛感した。

でもって、それって結構寂しいなと思ったり。なんか、妙に寂しくなっちゃったんだよね。人見知りだとか後追いが、最近まで結構激しい息子だったから。ワタシ、無条件に彼には、かたときも離れられないヒトだったわけだけど。多分、それって今がピークで。これから彼は少しずつ少しずつ巣立っていく。でもそれは、親が変わらず見守っているから巣立っていけるわけで。ワタシはこれから20年くらいの時間をかけて、少しずつ自分から巣立っていく彼を、変わらず見守っていかなくちゃならないわけ。

だからワタシも少しずつ、これから彼が自立するまでの時間と同じだけの時間をかけて、彼だけを見つめているワタシから、ちょっとずつ器用になって。彼を見守りながら、ワタシはワタシで楽しく生きていくようにしなくちゃならないんだなって考えた。

っと、いけない。またうだうだと長くなって。

で。結論。

保育園の申し込みは、来年度、途中入園も含めて、この時期に申し込みをしなきゃならないので。

とりあえず。来年の11月入園で申し込みをすることにした。来年の11月。そのとき、息子は、2歳になる。順調に行けば、もうすたすたあるいて、ちょっとの言葉くらいは喋ってるんだろう。

そのときまで。ワタシは彼の「初めて」や「毎日」をじっくりじろじろ見させてもらおうかな、と。

なんか、そんなふうに考えたり感じたりしてたら。

「保育園に行ってもらおうかどうか」悩んでたはずが。

「スマンがもうちょっとハハにつきあってクレ」

みたいな感じになっちゃって。

なんかヘンなのーとか思ったけど。なんかちょっとすっきりしたような。

そんな感じ、なんだよね。


でもってさ。そんなこと考えてたら。

なんか急に。息子もいっちょまえなんだなーってすごい思うようになって。なんか、今まで、自分でも知らず知らずのうちに思ってた「ワタシの分身」みたいな思いがちょっと薄らいだ気がする。

これも、息子が1歳になる日が近い今の、ワタシのちょこっとの成長なんだろうか。

そう思って、ちょっと客観的にこの一年のことを思ったらさ。

どんだけワタシ、彼のことだけを見つめて。彼のためだけに生きた一年だったんだろーって思った。

自分の息子だからあたりまえなんだけど。

こんなに一人のことを思って。考えて。世話して生きた一年なんて、今までなかったよ、とか思っちゃったりして。

でも、これから、彼は、自分でできることが増えていく一方だろうから、きっと、こんな一年、あとにも先にもないだろうなって思う。

ってな具合に、なんだか急に、とっても客観的になった自分。

親であることにとにかく必死だった時間を経て。少しずつ、親であって。嫁でもあったり。娘でもあったりして。でもって、なにより自分は自分であって。

いろんな自分を少しずつつないでいってみようと思うんだよね。これから。

そんなふうに考えてたら、さ。

仕事してる自分とか。オートバイ乗ってた自分とか。いろーんな自分が急に懐かしくなっちゃったりもして。

でも、それってどうやら、負の感情じゃなくて。なんだかとっても心地よいんだ。

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というわけで。タイヘン長々と失礼しました。最近、つらつらと考えていたことを、イッキに書いてみたらタイヘンなことになってしまいました。長い。

でもって最後に。

息子ももうすぐ1歳。0から1へ。で。いっぱしになってきました。

もともと、このブログは育児日記などーではなく。自分本位なものだったので。そろそろ、ワタシの中での役割を戻そうかなと思っています。

とはいえど、まぁ、ワタシのあたまの中が息子だらけだったら、やっぱり息子のことだらけになっちゃうかもしれないけど。

いつまで息子の顔を息子の許可もなしにワタシがどかどかここにのっけていいものか...ってのも少し気になってたりもしたので。

mixiの方には、時間があれば、息子のことなんかも書いてみようかなと思ってるので、こちらで息子の様子を楽しみにしていてくださった方がいらっしゃったら、是非、mixiの方へお越しください。

ってことで、これからもよろしくおねがいしまする。





#.293 母もたまにはお休みです

2007年10月20日 04時02分34秒 | 2004-2019

すごい時間に、すごい久しぶりに携帯から更新してみたりもする。秋の夜長。

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季節の変わり目…ってことで。がっつり風邪をひいてしまいましたよ。多分、それなりの発熱中。こんばんわんだふる。

早々に薬飲んでお布団に入ったら。とんでもない時間に目が覚めてしまいましたよ。

スゴイだるい。アタマが割れそうに痛い。こんなの久しぶり。

息子はもうすぐ一歳。なんだか手探りしてるだけで過ぎ去ってしまった一年。でも、おそらく、彼が刻むこれからの一年一年は、すでに、親の手から巣立っていく日々。相変わらずワタシは息子が可愛いくてしかたないが、多分、息子よりつねに数秒ずつ早く、そっと手を離していかなくてはならないんだろう。それは多分、その間合いをうまくとることが、唯一のワタシの役目なんじゃないかと思ったりする。

早すぎず。遅すぎず。


まぁ、なんつぅか。そういうのがイチバンムツカシイよな。とか考えるんだけど。

それに比例して。親の必死さからは。少しずつ、肩の力が抜けていくのかな。

ってことで。

母はヒドイ風邪をひいた様子なので。

明日はお休みです。



#292.来月で1歳

2007年10月12日 22時29分16秒 | 2004-2019

100円入れたらガッタンゴットン動くような乗り物にのっけてみた。100円入れるまでもなく、大フィーバーな、息子。経済的でヨイ。ひたすらハンドルをきりつづける。オトコノコだなぁ。

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先日、満11ヶ月を迎えた、息子。っつぅことは、ナンだ、来月には1歳になるっちゅうことだ。まったく早いナァ。

少し前、子育て支援センターに行った折。息子と月齢がほとんど変わらない子が、オカーサンに「マンマ、マンマ」と甘えていた。

「すごいですねー。ママのこと呼んでるんですかー。」と、オカーサンに尋ねたところ。

「お腹が空いてるんです。」

へー。へーーーー。それにしてもすごい。適切な言葉が使えてる。

我が家では、「ママ」「パパ」も一切教えてないし(オトーサン、オカーサン)、ゴハンのときも普通に「ゴハンだよー」とかだし、なんつぅか、コトバに関しては、特に子供を子供扱いしてないと思う。そんなに。

だから、最初に出る言葉ってなんなんだろう?とか思ったけど、やっぱ、子供の口から出るのは、「ママ」とか「パパ」とか「ババ」とか、そういうたぐいの言葉なんじゃないかな、と思う。最近。

「ッバッババッバッバ」とかって歌ってたり、明らかにワタシのことなんか呼んじゃいないけど「ママママー」とか言ってるっぽいんだな、これが。

でもって、先日。

眠さあまって息子がぐずぐず。ワタシに泣きついてきた。

その折。

「ババァァ、ババァァ!!!」と絶叫して寄ってきた....。

「?!?!ババァ?」

わかっちゃいても、ちょっとムカっとかしてみたオカーサンですが、なにか。



#291.届いたケド...

2007年10月03日 11時30分59秒 | 2004-2019

ついにやりましたー!ユメのまるかじり!!へへ。

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そろそろ息子の1歳の誕生日がちらちら。彼が1歳になるまでに、是非とも、やっておきたいことがある。

それが...そう、「アルバム作り」。

現在、WEB上のアルバムに毎日写真をアップしたり(←主にジーサン、バーサン閲覧用)、mixiにもアルバム機能があったり、このブログもあったり...結構それなりに多忙なわけだけれども。(ほら、そこ、無駄に忙しいだけとか言わない。)

やっぱこの手でぺらぺらとめくって、ウン十年後かの「あの頃は...」的な楽しみを得るためにも、こりゃー、是が非でも、今、今、やっておきたい。

彼が年頃になって、素敵な彼女を連れてきたときもさ、

「カーサン、僕が子供の頃のアルバムってどこにあったっけ」

とか言われちゃったりして。

そんときは、素敵なアルバムをほほいのほいと運んでいってあげたいし。

運んでいったアルバムは、そこそこ手が込んでて、

「これ、オカーサンのセンスですかー。素敵ですねー。あ。こんときの貴方、かわいー。オカーサンによく似てるのねー。」(←彼女)

とか、いわれたいし。


.....。



ってことで、妄想ばっかり膨らませても、アルバムはできあがらないので。

こそこそと素敵なアルバムを探してました。

個人的には、あんまし、キャラクター全開なアルバムは好きくなくて、でもやっぱ、切ったり貼ったり、小粋なコメントとか入れときたいし、やっぱ、ポケット式じゃなくてフリーアルバムだよなーとか。

機能的には、やっぱ「フエルアルバム」的なのがいいんだけど、イマイチデザインがなー...とか。

それなりに悩んでたわけー。わけー。

で。で。で。

先日やっとインターネットで注文したのが。今日やっと届いたー。むふふのふ。

ちなみに、さんざん悩んで最後に注文したのは、こちらでしたー。

わーいわーい。大満足。

...と、すっかり小躍り状態のワタクシですが。

はてはて。一体、手のこんだアルバムを作る時間なんて、いったいどこにあるんだろうか...ということに、今気づいた。がーん。

#290.気前のよいおとこ

2007年10月01日 11時20分55秒 | 2004-2019

この笑顔がたまりませんなー。

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わわわわわ。気づいたら、今日からもう10月ですよ、オクサン。

ずいぶんおひさしぶりな更新になりました。息子がぐーすか昼寝してるうちに。いそいそと。目覚める前に書ききれるかいな...がんばれ、ワタシ。

最近の息子。なんと。「どーぞ」ができるようになりました。


おかげで。

彼の手の届くところにあるものは、全てプレゼントしてくれます。かなりおおばんぶるまい。かなり気前の良いオトコに育ちました。.......。

しかーも。

離れたところにワタシがいても。

「おっおっおっ」...な感じの呼び方で。しかもかなりでかい声で。

呼びつけてくれます。

この呼び出しに応じないと。

すさまじい金切り声で。わがまま顔してくれます。

仕方ないので。

呼ばれるたび。

そそくさと近寄り。

「苦しゅうないぞ、ちこう寄れ」ばりの、上目線をあびながら。

彼が手渡してくれるガラクタ、あ、いや、素敵な品々を。

ありがたく。頂戴します。

一日中、そんなことしてるもんで。

そりゃ、なかなかブログの更新もできないってもんです。

いやはや。