
勤労感謝の日だった一昨日、太極拳仲間と佐賀から遊びに来た妹と8人で、ハイキングに行ってきました。
お天気に恵まれた絶好の行楽日だったこの日
花房ちゃこ、晴れ女万歳‼️
ハイキングは、各自弁当持参。私はスパムを使ってスパムののり巻きを作って持って行きました
簡単に作れます。
スパムの缶詰一個で4本の海苔巻きが作れます。
お昼は飛鳥寺の境内で食べるという、もうこれ最高ですね。
飛鳥寺は、日本最古の本尊飛鳥大仏が奉ってあります。
皆、よく歩き談笑しながら楽しい楽しい1日でした❗
集合場所は、近鉄新王寺駅。(8時半)
電車で橿原神宮駅まで行き、
駅で明日香周遊バス 1日フリー乗車券を購入。


スタート地点の甘樫丘バス停まで行き、ここから歩きます。
令和5年9月1日~令和6年3月31日まで フリー乗車券の割引販売を行ってい1日フリー乗車券は 大人400円です。
ガイドは、7人女性の中でハーレム状態のUさん。
散策行程も作成してくれるUさん。
Uさんのガイドは非常に分かりやすく、まるで学生時代の歴史の授業のようでした。

明日香甘樫丘~橘寺~石舞台
甘樫丘展望台目指して出発!
甘樫丘展望台目指して出発!



空がね~、雲がね~
天高く、ほんとにいいお天気で、皆始終笑顔でした。
参加したメンバーの年齢は50代~70代
自然をそのまま残している明日香村は、懐かしいというかホッとします。
日本の原風景が残されてるんですね。
古代の生活・文化を思い起こしてくれる風景です。
古代と繋がってるのを感じるというか現代人の私たちのDNAに刷り込まれてるのかもしれませんね
。
ゴミ一つ落ちてなくて、本当に綺麗なところです。

ボンタン?かな。



歌は、
「采女(うねめ)の袖吹き返す 明日香風(あすかかぜ)都を遠みいたづらに吹く」
訳)采女の袖をあでやかに吹きかえす明日香風、その風も、都が遠のいて今はただ空(むな)しく吹いている

采女(うねめ/さいじょ)とは、後宮の女官の職役名。 日本における采女(うねめ)は、朝廷において、天皇や皇后に近侍し、食事など身の回りの庶事を専門に行った女官のこと。平安時代初頭までの官職。

最後列、Uさんの後ろ姿。
夫妻で参加です。

【甘樫丘 】
標高148メートルの丘陵
甘樫丘は、古くは『日本書紀』などの中にもその記述がみられ、
7世紀前期には当時の有力者であった蘇我蝦夷(そがえみし)・入鹿(いるか)父子の大邸宅があった場所だと言われています。
丘の北側には甘樫丘展望台、
南側には河原展望台が整備されており、
明日香村内や奈良県橿原市内の大和三山や藤原京などの風景を望むことができます。

甘樫丘展望台から北西方面

甘樫丘展望台から東方面

河原展望台から西方面
大和三山(やまとさんざん)
奈良県(旧・大和国)の奈良盆地南部、飛鳥周辺(橿原市)にそびえる3体の山々の総称
飛鳥時代の持統天皇の頃には三山周辺に大規模な条坊制を取り入れた藤原京が整備され、
三山に囲まれた中心部に大極殿などの宮城が置かれていた。
・ 天香久山
(あまのかぐやま152m)
・畝傍山
(うねびやま、199m)
・耳成山
(みみなしやま、140m)

大和三山を歌った和歌
~大和三山の妻争い~
作者:中大兄皇子 (巻1・13番歌)
香具山は 畝傍ををしと 耳成と 相争ひき 神代(かむよ)より かくにあるらし 古(いにしへ)も しかにあれこそ 妻を 争ふらしき
(訳:香久山は畝傍山が愛しいといって、耳成山と争った。神代の時代からこんなふうであるらしい。昔もそうだからこそ、今の世でも妻を争うらしい。)
へぇ~
世の中、男と女の2種類ですからね
神代から、女、あるいは男を巡って争ってたんですね〰️。
覚えてる百人一首は
『春過ぎて夏きたるらし白妙の衣ほしたり天の香具山』
持統天皇
でしょうか。
甘樫丘展望台から見る景色は、遠い万葉の時代を想像させるものでした。


頂上からは、明日香村が一望でき、大和三山といわれる耳成山、畝傍山、天香久山も眺められます。
甘樫丘展望台から見る景色は、遠い万葉の時代を想像させるものでした。




ハイキングに行ったこの日、ニュースで取り上げられててびっくり‼️
ここ、歩いてたんだもんね。
~次回に続く~
近くにお住まいで無ければ中々訪れる事の無い穴場的観光地の様にも思えましたが結構、訪れている方は多い様ですね。
こうした所こそ当時の人の思いがひしひしと伝わってくるのかもしれないですね。
近ければ絶対私も歩きに出かけていたと思います。
いもうとが3泊4日で遊びに来ていました。
出来れば家でビールを飲みながらだらだら過ごしたい妹も誘っての散策は、思いのほか面白かったようで、次回も誘う予定です。
奈良の明日香村は、散策、ハイキング、観光と人気のスポットで、近場の人も訪れるし外人の(ヨーロッパ多い)観光客も多いんです。
雅びの華やかな京都は日本に限らず外国人にも人気の観光地ですが奈良、和歌山(高野山)の、「侘び寂び」好きも多い。
今は観光目的というより、(座禅や瞑想お経を聞く、物を造る)など体験目的でこられる外人さんも多い。ヨーロッパの方とか、リュック背負って歩いてますね。
韓国や中国みたいに団体で来られるんじゃなくて、一人で、ご夫婦で、家族でと少人数が多いかな。
奈良の残念なところは交宿泊できるホテルや旅館が少なく日帰りになることでしょうか。
まあ、在る意味商業化されていないけど、自然をそのまま残しているからこその魅力ですね。
住めば都と言いますが、
奈良は気軽に遊べるし、自然豊かで歴史ある文化財が多く点在しているので古都のロマンに触れることができる魅力的なところであることは間違いない❗
その点、京都は観光客向けの向けの宿、充実してますからね。
「明日香村」というこの地名にもこだわっています。
素晴らしいことだと思っています