ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

それでも夜は明ける

2023年09月15日 | 映画
それでも夜は明ける』
★★★★

2013年:
イギリス・アメリカ

監督:
スティーヴ・マックイーン
脚本: ジョン・リドリー 原作: ソロモン・ノーサップ 『Twelve Years a Slave』
製作: ブラッド・ピット デデ・ガードナー
ジェレミー・クレイナー ビル・ポーラッド
スティーヴ・マックイーン
アーノン・ミルチャン
アンソニー・カタガス
製作総指揮:
ジョン・リドリー
テッサ・ロス

出演者:
キウェテル・イジョフォー
マイケル・ファスベンダー
ベネディクト・カンバーバッチ
ポール・ダノ
ポール・ジアマッティ
ルピタ・ニョンゴ
サラ・ポールソン
ラッド・ピット
アルフレ・ウッダード

【あらすじ】
奴隷制度がはびこっていたアメリカを舞台に、自由の身でありながら拉致され、南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性の実話を映画化した伝記ドラマ。
主人公が体験した壮絶な奴隷生活の行方、そして絶望に打ち勝つ希望を描き出す。
1841年、ニューヨーク州のサラトガ。
黒人を奴隷として所有することが合法であった時代。
ソロモン・ノーサップは、奴隷として扱われない自由証明書を持った「自由黒人」だった。
ヴァイオリニストであるソロモンはある日、サーカス公演の人材を探している二人組の男を紹介され、演奏家としてワシントンへ行くことになる。しかし公演の成功を祝い酒に酔いつぶれたソロモンが目覚めると、身ぐるみは剥がされ、手足は手錠で繋がれていた。
興行主がソロモンを奴隷として売ったのだ。
自分は自由黒人であると訴えるが、証明するものは何もなく、奴隷市場で「プラット」という名を与えられ、材木商のウィリアム・フォードに買われてしまう。

【感想】
奴隷制度、黒人差別を扱った重い映画だ。

考えてみると、200年ほど前の話だと思うとゾッとする。
アメリカ合衆国の黒人奴隷制度は、本源的蓄積期のイギリス重商主義政策のもとで、プランテーションと不可分に結び付いた近世植民地奴隷制度として、イギリス領アメリカ植民地の南部に成立、発展し、南北戦争(1861~65)によって廃止されるまで200年以上にわたって存続した。

ヨーロッパでは帝国主義が顕著となり、黒人に対する差別が存在し、今も根強く残っている。 それはアフリカなどを中心として、列強と呼ばれていたヨーロッパの国々が植民地として、原住民を従えていた歴史があるためだ。
奴隷制度がなくなった今でも黒人差別では後を経たない事件多い。

白人主義による黒人差別、有色人種差別、ユダヤ人への差別や先住民への差別
日本でも古くから住んでいたアイヌ民族や江戸時代に存在した穢多(えた)・非人(ひにん)への差別意識が残っている。

人間が人間を差別する。
世の中には色んな差別があるが、差別の正体とは
一体なんなんだろう。

この映画は、私がfollowしているフクさんの映画のレビューを読んで観たくなったから。
フクさんの感想読んで観てみたいと思い、本日早速primevideoで観ました。

「それでも夜は明ける」 - ふくの映画ブログ

「それでも夜は明ける」 - ふくの映画ブログ

2014年公開の映画の紹介です監督は、スティーヴ・マックイーン。自由黒人・ソロモン・ノーサップの奴隷体験記を基にした、歴史・ドラマ映画です。主演・出演は、キウェテル...

goo blog



人種差別、奴隷制度を扱った映画は2,30代のころよく観ました。

実話も多いし、観ていて辛い、人間の業や嫌らしさ愚かさの中で多くの人間が壮絶な人生を生きた人がどれ程いるか、
それは現在もそうですね。

ウクライナとロシアの戦争に限らず、世界中で戦争を起こしてる人間の愚かさ、身勝手さを、憂いている人は多いはずなのに、どんな人間達が世界を動かしてるのかと思わずにはいられない。
人間ほど愚かな生き物はいないのかも



























コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戦争報道に取り組む、ロシア... | トップ | ワイルド・ウエスト 復讐のバ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ふくで~す)
2023-09-15 20:58:02
観られましたか~~
素晴らしいレビューで、穴があったら入りたいです

そもそも感想文が書けないので、
紹介オンリーのブログになっています
ご紹介まで頂いて、ありがとうございます
この映画は良い映画なんですが、お薦めするには重すぎる感じがしてました
少し前に「地下鉄道」(だったかな?)という、
やはり人種差別の小説を読んだんですが、
アマプラかネフリでドラマ化されてました
映像化は、世の人に知ってもらういい機会なんでしょうね
返信する

コメントを投稿