クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

ここでもトゲキジラミが・・・

2021年02月08日 | 北本自然観察公園
2月4日に、久しぶりに、北本自然観察公園に出かけた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、埼玉県自然学習センターは
臨時休館中だった。

北本自然観察公園には、観察ポイントに解説板が設置されているので、私のように
観察力のない人間には便利である。ただ、解説されている対象物は生きものなので、
解説板にあるものが、常に観察できるとは限らず、対象物が発見できないと、少しは
自信のあった自分の眼力に更に自信が持てなくなる。

フユシャクの観察とアカガエルの卵の確認が目的だった。
しかし、両方とも確認できなかった。
公園の正門近くに、フユシャクの解説板はあったが、確認できなかった。時刻を変えて
何回も探したのだが、見つからなかった。昨シーズンは観察できたのだが。
フユシャク解説板
参考 昨シーズン2020年2月1日に観察したフユシャク雌
昨シーズン観察フユシャク

北本自然観察公園には、観察ポイントに解説板が設置されているので、私のように
観察力のない人間には便利である。ただ、解説されている対象物は生きものなので、
解説板に説明のあるものが、常に観察できるとは限らず、対象物が発見できないと、
探し方が悪いのかと自分の眼力に更に自信が持てなくなることがある。
アカガエルの卵塊を探したが、見つからなかった。途中で出会った自然学習センターの
職員によれば、「気温の高い日に雨が降っていないので、まだ、産卵していない。」
とのことだった。
私の笊のような眼で確認できた昆虫の仲間はウラギンシジミの越冬とトゲキジラミなどと
少なかった。
ウラギンシジミの越冬場所は、センターの設置した解説板がなければ気がつかなかった
だろう。なお、帰宅後パソコン内の過去の画像を検索したら2年前にも北本でウラギンシジミ
の越冬を観察したことがわかった。
ウラギンシジミ越冬
ウラギンシジミ
トゲキジラミは、なんとなくいそうだなと思った場所の、シロダモの葉を裏返して
見つけた。
何枚か裏返して見ていくと、何かの幼虫がトゲキジラミの幼虫を食べていると思われる
シーンを観察できた。
幼虫の口器などが陰で見えなかったのでなんともいえないが、体形や模様の特徴から、
どうもヤマトクサカゲロウの幼虫のようだった。
トゲキジラミ
トゲキジラミ
トゲキジラミとヤマトクサカゲロウ幼虫?
ヤマトカゲロウ幼虫?
そのほか、ジョロウグモの卵塊と思われる物も見られた。


確認できた主な鳥は、スズメ多数、シジュウカラ多数、シメ1羽、ヤマガラ2羽、ルリビタキ雌3羽、
ジョウビタキ、キジバト、ノスリ2羽の飛翔、アオジ3羽以上、カシラダカ多数、コゲラ1羽、ツグミ数羽、
シロハラ数羽、エナガ数羽、セグロセキレイ2羽、カケス数羽、アオサギ1羽、ダイサギ1羽、
コガモ5羽などだった。
シメ水浴び後の羽根の手入れ


ヤマガラ

ルリビタキ

ルリビタキ採餌
カシラダカ
アオジ

コゲラ
シロハラ
セグロセキレイ
ダイサギ
ノスリ飛翔
花は、シロバナタンポポ、ウグイスカグラなどが見られた。
シロバナタンポポ
同上解説板
ウグイスカグラ


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