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クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

コガタルリハムシが活動を開始した

2021年02月18日 | 元荒川
元荒川沿いの遊歩道のうち、鴨場前の区間が2月15日から遊歩道整備工事のため
通行止めになるということなので、北越谷第五公園から梅林公園の間を2月14日に
歩いた。

歩いた時の気温は20℃前後で、キタテハ、モンキチョウなどの飛翔が見られ、
ナナホシテントウなども陽だまりで活動していた。
モンキチョウ
ナナホシテントウ
行きに遊歩道沿いの北越谷第五公園脇でギシギシの葉に穴が空いているのを見かけ、
葉を裏返して観察すると、コガタルリハムシの卵と思われる物が、複数個所で見つかった。
しかし、コガタルリハムシの成虫を探したのだが見つからなかった。
コガタルリハムシ卵
帰りに今度は遊歩道から外れて元荒川の岸沿いを歩き、岸に生えているギシギシを見ると、
沢山のコガタルリハムシがおり、交尾している個体も多く見られた。また、葉を裏返して
探すと卵も多く見つかった。
ギシギシの葉は柔らかく、私が見てもおいしそうだった。
岸辺のギシギシ
コガタルリハムシ交尾
雌を巡って争う
コガタルリハムシ卵
コガタルリハムシは昨年の6月中旬頃から成虫で地中に潜り休眠し、越冬し、最近
目覚めて、地上に這い出て活動を開始したようだ。

ここでも、ホトケノザの花が見られたので、花の内部の雌しべと雄しべを撮影したい
と思い、花弁の一部を外して雄しべと雌しべを撮影してみた。
ホトケノザ


花弁を外して、雌しべと雄しべを撮影した。観察した雌しべの先端は二つに分かれていた。
花の内部
観察できた鳥は少なく、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、イソシギ、ツグミ、
ヒヨドリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カルガモなどが見られただけ
だった。
ツグミ
カルガモ
イソシギは2羽でおり、番なのかと思った。
イソシギ
イソシギ飛翔
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アメリカヒドリの雄 北越谷第五公園近傍

2021年01月18日 | 元荒川
1月11日樹木の冬芽や実の観察に元荒川の北越谷第五公園近くを訪れた。

クヌギ、ハンノキ、クワ、ムクノキ、ネムノキ、ポプラ、イチョウ、エノキ、
スダジイ、ツバキ、トウネズミモチなどの冬芽などを観察したが、これについては、
は触れない。

元荒川には、ヒドリガモ70羽と40羽の群れ、カルガモ10羽以上がいた。
ヒドリガモ群れ
ヒドリガモ採餌

カルガモ採餌
ヒドリガモの中にはアメリカヒドリの雄が1羽いた。
アメリカヒドリ
アメリカヒドリ雄は普通のヒドリガモ雌と一緒に泳いでいた。もし、
これらが番になれば、よく見られる混血が生まれるのでは、思い描いた。

このほか、ムクノキを観察しようとしたら、地上にハシブトガラスの死骸が
1羽転がっていた。近くで見る良い機会だったので棒でひっくり返して、
体の裏表などを観察し、撮影した。
ハシブトガラス死骸

クチバシ


冬芽観察の間に観察できた鳥は、メジロ、シジュウカラ、シメ、ヒヨドリ、
ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キジバト、カルガモ、ヒドリガモ、
アメリカヒドリなどだった。
シメ
なお、アメリカヒドリ雄は昨年12月26日に新方川の戸井橋上流でも観察して
いる。同一個体だろうかそれとも別個体だろうか。
アメリカヒドリ(新方川12月)

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フジバカマの訪花昆虫

2020年10月13日 | 元荒川
元荒川沿いのフジバカマが咲いている場所2箇所に訪花昆虫を見ようと10月12日出かけた。
何か、良いことがあるような予感がしていた。
フジバカマ(梅林公園)
フジバカマ花(拡大)
越谷梅林公園のフジバカマが咲いている場所で観察していると、多くの昆虫が訪花していた。
実は、アサギマダラが来ている予感がしてここに来たのだが、ズバリ感が的中した。
アサギマダラ

この他、イチモンジセセリ、ヒメウラナミジャノメ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ
、キンケハラナガツチバチ?などが見られた。
ヒメウラナミジャノメ

キタテハ
アオスジアゲハ
ナガサキアゲハ
キンケハラナガツチバチ?
元荒川のフジバカマの自生地ではイチモンジセセリ、キタテハ、アゲハ、キムネクマバチ、アオドウガネ?などが見られた。
イチモンジセセリ
キタテハ
アゲハ
キムネクマバチ
アオドウガネ?
この他にも多くの昆虫が見られたが、フジバカマの訪花昆虫のみを日記に付けた。

観察したおまけとして、埼玉鴨場上空をカケス5羽が飛翔しているのを見ることができた。また、北越谷第五公園のサンクチュアリで
サメビタキらしい個体をみることができた。
カケス

サメビタキ?

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元荒川(梅林公園~北越谷第五公園)を歩く

2020年08月27日 | 元荒川
8月23日元荒川の左岸(鴨場前)を梅林公園から北越谷第五公園まで堤防上の道を歩いた。
暑さを避けて、午後4時頃から観察を始めた。
梅林公園内ではツクツクボウシの鳴声が多く聞かれ、姿も観察できた。
ツクツクボウシ
ミンミンゼミやアブラゼミの鳴声も聞こえる。
ミンミンゼミ
アブラゼミ
梅林公園内のフジバカマが植栽されている場所では、花が咲き始めていた。
フジバカマ梅林公園

元荒川の堤防上の道には、アレチウリ、クズ、オオオナモミ、セイバンモロコシなどが見られた。
一部に、ナガボノシロワレモコウの花やフジバカマが見られた。
ここのフジバカマは、まだ、背丈が低く蕾も付いていなかった。
ナガボノシロワレモコウ
フジバカマ
フジバカマ拡大
今日確認できた昆虫は、ベニシジミ、イチモンジセセリ、ヒメウラナミジャノメ、コミスジ、
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、キアゲハ、
ナガサキアゲハ、アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウ、キムネクマバチ、キアシナガバチ、
スズバチ、シオカラトンボ、ショウリョウバッタ、ハラビロカマキリ、ヨコヅナサシガメ、
マルカメムシ、コフキゾウムシ、マメコガネなどだった。
イチモンジセセリ
ヒメウラナミジャノメ

コミスジ
ツマグロヒョウモン
ヒメアカタテハ
サトキマダラヒカゲ
ヒカゲチョウ
キアゲハ
アカボシゴマダラ
ゴマダラチョウ
キアシナガバチ?
スズバチ
シオカラトンボがセセリチョウを採餌
ショウリョウバッタ
ハラビロカマキリ
ヨコヅナサシガメ幼虫
マルカメムシ
コフキゾウムシ
クモはジョロウグモが多く見られた。

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4月初めの元荒川 春の息吹

2020年04月15日 | 元荒川
4月初め元荒川橋(越谷梅林公園近傍)から下流の出津橋(文教大学前)まで元荒川の堤防上を
歩いた。桜の花が咲いているうららかな土手をゆっくり観察しながら歩いた。

観察できた生きものを紹介する。
トピックは、スプリング・エフェメラルのツマキチョウが見られたこと、ジャコウアゲハ1頭を
早くも観察できたこと、昼間にアブラコウモリの飛翔が見られたこと、尾羽の曲がったエナガが
観察できたこと、ハシボソガラスがカナヘビを銜えている姿を見られたこと、マスクラットの巣材?
運びが見られたことなどだ。
ツマキチョウ雄
ツマキチョウ雌
ジャコウアゲハ






ジャコウアゲハ蛹
アブラコウモリ飛翔

カナヘビを銜えたハシボソガラス
マスクラット




土手沿いでは、オオイヌノフグリ、スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウ、
オオジシバリ、カキドウシ、ノウルシ、カントウタンポポ、セイヨウアブラナ、シャガ、アケビ、
ヤマブキ、桜などの花が見られた。
アケビ
アケビ雄花
アケビ雌花
昆虫はキンケハラナガツチバチ、キムネクマバチ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ツマキチョウ、
キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ジャコウアゲハ、
アゲハ、コガタルリハムシ成虫、卵、幼虫などが見られ、春が来たと実感できた。
キンケハラナガツチバチ?
キムネクマバチ
ヤマトシジミ
モンキチョウ
モンシロチョウ
ヒメアカタテハ
鳥は、スズメ、ツバメ、シジュウカラ、エナガ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト、
ハシボソガラス、オオバン、カルガモ、オオバン、ヒドリガモ、オオタカなどが見られた。
ツバメ飛翔
オオバン
オオタカ
哺乳類も、アブラコウモリ、マスクラット、人間などが見られた。そのほかミシシッピアカミミガメ
も観察できた。


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