夏の日差しが強い午後には、木々の間を走ると色のない世界に入ったような気がする。緑が濃くなり、より黒色に近づいていくような感覚。ネムノキの花は終わっているが、木々の葉が風に揺れてざわつく。芽吹きの頃とは一転して、怖いほどの蒼。影が濃すぎて、夏のコントラストだな〜と思いながら、小さな滝を撮ってみる。少しだけスローシャッターで。熊野・熊野古道の情報は「くまどこ」からどうぞ。 . . . 本文を読む
佐田坂から降りてきて、鬼ヶ城トンネルを抜けると七里御浜海岸が続く。夏の空が、あまりにも綺麗な海の碧をつくっていたので、焼けたように熱い砂利浜を波打ち際まで。さすがにこの時間帯は、誰もいない。朝は、釣りの人たちがずらっと並ぶが、この暑さでは1時間もしないうちに熱中症になりそう。こちらは夕暮れ前の西の空。海からの湿った空気が、山に当たり入道雲を大きくつくっていきます。一雨きてくれると涼しくなるのですが . . . 本文を読む
尾鷲熊野道路ができて国道42号を通ることが少なくなっているが、もともとはクネクネの坂道を登ったり降りたりしながら松阪方面へと車で走ったものです。北勢から帰ってきて、佐田坂からこの海が見えると、あと少しで家だ、と思ったものです。取材で出かけた帰り道、通行量も少ないのでポイントまで行って撮ってみました。夏の雲と、夏の青さがなんとも言えないお昼前でした。熊野・熊野古道の情報は「くまどこ」からどうぞ。 . . . 本文を読む
早朝、奥様が日の出を見に行こうとメールをくれた。ここ1ヶ月は、だいたいこの時間には目が覚めてしまう日を過ごしていたので、体は昨日のお酒の分だけ重いだけで、頭は比較的すっきりしていた。二人で波打ち際まで歩いた。釣り人だらけの海岸に、写真を撮ったりしているのは私たちだけだったと思う。広い海岸に釣り人がたくさんいても、距離が随分と離れているので、気兼ねなく登ってくる朝日を見ていた。早朝の気温は過ごしやす . . . 本文を読む
夏の青い蒼い色が美しい早朝バイクで出かけ、この風景を堪能しました。この季節の風伝おろしの朝霧は、地温が高いので霧が下の方には流れ出ませんが、昨日の荒れたお天気のおかげで、たっぷりの雲海が紀和町側に出来て、そこから流れ落ちてきました。同じような霧は、御浜町神木の札立峠にも見られました。夏のバイクは早朝に限ります。日の出前が気持ち良い。風伝おろしの向こう側にある、丸山千枚田も霧が流れていました。人が増 . . . 本文を読む