熊野の山里に入れば、写真のような風景に出会える。
そこで住んでいる人にとっては、なんてことないかもしれないが、
冬の傾いた日差しを浴びて美しく輝く唐辛子。
奥には紅葉し始めた木が。
熊野の晩秋の風景。 . . . 本文を読む
単なる観光地?
ここは、いつからそんなイメージになってしまったのか。
鬼ケ城は海岸沿いに出来た奇岩、その周遊をじっくりと歩くと自然が長い歳月をかけて造り出した造形に心を奪われる。
彫刻や絵画、焼物などが好きな人にはたまらないかもしれない。
波が打ち付ける音もまたいい。
岩の隙間から聞こえてくる波の音には、暗闇にうなる鬼のうなり声かもしれない。
今日の海は、紺碧の色を微妙に変化させながら輝いていた。 . . . 本文を読む
熊野市の鬼ヶ城を過ぎてから、熊野川の25kmほど続く砂利浜の海岸。
しかし、浸食がひどく、途中で堤防に面しているところもあり、
長く続く砂利浜は過去のものとなってしまった。
経済優先できたことの大きなツケの代償が美しい海岸線を見るも無惨にしていっている。
さらに浸食は続き、10年後、20年後には想像しがたい姿に変貌するかもしれない。
「美しかった七里御浜海岸」となる日は、そう遠くない。
世界遺産だ . . . 本文を読む
熊野の海は美しい。
遠く眺めても、船を出しても。
お天気に恵まれ、11月3日におこなわれた二木島祭り。
美しい関船が波間にゆれる。
鮮やかな色彩が海の上で乱舞する。
きれいだなと思う。ただそれだけ。 . . . 本文を読む