熊野市の紀南ツアーデザインセンターや尾鷲市の三重県立熊野古道センターなど、この地域でのコンサートをおこなったことがあるアイリッシュフルート(ケルト笛)奏者のhataoさんのCD「縁―enishi―」が、5月18日(水)発売となります。
このアルバムは、hataoさんが熊野と出会い、熊野の魅力的な人々や雄大な自然、信仰に出会い、今まで知らなかった日本の魅力や、誇りを胸に土地とともに生きる人間の織りなす物語に魅了され、熊野の人や自然、そこでの体験をもとにした作品を中心に収録されました。
熊野古道をテーマにした曲など、9曲のオリジナル曲が収録されています。
優しく心地よい音色のアイリッシュフルートが時には静かに、時には日だまりの中で遊ぶ小鳥のように軽やかに流れ、聞く人を熊野が持つ多彩な世界へと導いてくれます。
今回のCDの写真撮影とフルカラー24ページのブックレットの中の風景写真を、hataoさんから縁があり参加しました。hataoさんの撮影の際、熊野の風景の中で演奏を少ししていただいたのですが、その音色と旋律の美しさに軽い鳥肌が立ったのを覚えています。素直に身体の中に入ってくる音が熊野の風景に溶け出して行くのを感じられたのはとても幸せな一時だったと思い出します。
熊野をhataoさんの音楽を聞きながら、ブックレットの写真と共に感じていただければと思います。
この出会いをくださったMさんに心より感謝するとともに、hataoさんが熊野をテーマにしてつくられた音楽が世界中の方々に届けられる事を願っています。
少しづつブックレットで使われた写真をこのブログでCD「縁―enishi―」と共に紹介して行きます。
今回の写真はジャケットの見開きで使っていただいた写真です。