ゆっくり走りま専科

みんなもっとうまく生きられないかと日夜気をもみ、気がついた記事を評論家っぽく言いたい放題。自称コラムニストなわけない。

ゆとり世代ではなく、ゆとり世代の親がいけない

2018年02月04日 12時47分13秒 | 家庭

 ゆとり世代ではなく、ゆとり世代の親がいけないのに気がついている人はいるのでしょうか。最近、横浜DeNAベイスターズの筒香選手が囲み取材で語った、プロ野球の危機についてが記憶に新しい。

 マンション住まいが増え、近所の付き合いもなくなる。学校以外では他の子に接する機会がなくなる。それを見て親たちは塾やバレエ、サッカーに野球などに通わせる。

 自分から行きたいといったなら良いのだが、○○ちゃん行ってみない?などが考えられる。そして、一人で通えないところに行くことが多く、親が車で送り、そのまま、近くに車を停めスマホで時間つぶしという光景をよく見る。

 その親、コーチや、講師が熱心に教えるので、その期待に応えようと半ば強制されるように頑張る。試合ともなれば、熱心に応援に行く親たち。己の子がミスしようものなら叱咤。コーチも叱咤。

 これで、習い事が好きになる方が難しい。ちっとも上達しない子供に金をかけている親は嫌味タレタレ。今日のあそこが良かったといえる親がどの程度いるのだろうか。

 現在活躍しているアスリートの親は、ほぼつきっきりで、自分の人生のごとく子に連れ添っている話をよく耳にする。

 しかし、多くは、送迎だけして、子供のやっている内容に興味を示さない。コーチは熱いし、子供はたまったもんじゃない。

 これなら鼻を垂らして駄菓子屋で、少ない小遣いでどう楽しもうか考えているほうが良い。なんて思わないか。ただ、ここで、駄菓子屋を引き合いに出したのは、自主性である。自分の置かれた環境の中で、どのように暮らし、生活していくのか。どうしたら楽しめるのか、失敗しないのかなど、多数、自分で経験して、考えて行動する力を皆経験してきたはずである。

 その世代が、子供たちのやることについつい口出しをする。自分は経験してきたからわかるはずなのに、子供に考える機会を与えない。そんなゆとり世代が就職してくると、学び取ることができず、教えて欲しいとすがってくる。

何から何まで。

 お前のおむつなど知らんと言いたいのだが、そういう環境で育って生きたから始末がわるい。

 何が言いたいのか、子供は放っておいたほうがしっかり育つのです。

だいたい、ガミガミ言う親も、自分でどの程度立派な人間なのか一度胸に手を当ててよく考えて欲しいものである。