ヒートアイランド現象の緩和策として注目される「打ち水」。
注意点は新しい水道水ではなく、お風呂の残り湯など使用後の水を
リサイクルすることのようです。
偏見かもしれませんけど、
打ち水は下町に似合うと思ってしまう今日この頃です。
わざわざテレビカメラの前で「イベント」として行われる
打ち水より、下町のおばちゃんたちがふつうに水を撒いてるのが
なんかシックリ来るんですよねえ。
べつにエコとか . . . 本文を読む
今日は隅田川の花火大会でした。そこで今回はわたしの過去の「失敗談」を紹介しましょう。
それはある年の隅田川花火大会に友人らと見物に出かけたときのこと。
始まるまでまだかなり時間があったので、浅草六区近辺の「大衆的」な居酒屋(下町の人ならよくご存知のとおり、あのあたりの居酒屋はチェーン店形式の大衆居酒屋とは決定的に違うものがある。なんというのか、実に好ましいほどに「大衆的」なのである…)に入って . . . 本文を読む
種村季弘でもこの手のガイドブックを書くのか、といささか意外なかんじももったが、永井荷風の連想なのかとも思いつつ、種村季弘『江戸東京《奇想》徘徊記』をけっこう楽しく読みました。もともと、わたしは「この手のガイドブック」が嫌いではありませんし。
とはいえ、一点だけ本書に疑問があります。内容に文句があるわけではなくて、それはとてもささやかでマニアックな疑問ですが…。
問題の箇所は「柴又帝釈天と新宿」 . . . 本文を読む
本日よりタイトルを変更しました。
内容的には、従来どおり葛飾や下町が中心になると思いますが(基本は下町!)、多少なりとも対象地域も記述方法も幅を広げられたら、と考えております。ついでに、以前あやまって消してしまった記事も再度アップするつもりです。
さらにバージョンアップ(?)して、多様な東京を多様なスタイルで探索=発信していきます!
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突然ですが、このたび葛飾区から区外へ転出しました。
「かつしか」の範囲を最大限に広げても(以前このブログでも述べましたが、「かつしか」は葛飾区よりもっと広い概念です)、その外へ出てしまったのです。
とはいえ、葛飾を離れるのは今回が初めてというわけではありません。というか、わたしは葛飾区の出身ですが、人生のうちかなり長い時間を区外で過ごしてまいりました。ですから、この転居は特記するような事態では . . . 本文を読む
ふだん町歩きをしていると、いろいろな「問題」に気づきます。そのうちのひとつが「危険道路」です。「危険道路」というのはわたしの造語ですが、意味するところは読んで字の如し。とても危険な道路があちこちに存在するのです。いったいどう危険なのかといいますと、たとえば以下のような道路です。
① 道路の両サイドに白線が引かれていて、歩行者スペースが確保されている。(これは問題ないのですが)
② 道路のうち歩行 . . . 本文を読む
葛飾アルキストとはなにか?
すみません、単に「歩き」のもじりでした。アナーキストともアルペニストともまったく関係ございません。意味するところも、とにかく葛飾をすみずみまで歩き尽くす人といった程度です。
今回は「葛飾アルキスト」の実践報告第一弾をごく簡略化して発表します。
わたしはすでに葛飾区内のほぼ全域を「踏破」しておりますが、何度歩いても道に迷うエリアがいくつかあります。そのうちのひとつが . . . 本文を読む
東京の端っこにある葛飾区。ちょっと町を歩けば、やっぱり田舎だなあと思います。実際、けっこう畑も残っていますし。柴又あたりの江戸川の風景などは、とりわけそんな印象を受けます。
それにしても、東京と田舎がくっついてるなんておもしろいではありませんか。東京であり田舎でもあるというのはいわば「両生類」都市ですね。この特性を観光資源として活用しない手はありません。たとえば、都心部から観光客を呼び込もうとす . . . 本文を読む
葛飾区はおよそ3つの地区に分解することができるのではないでしょうか。一つ目は葛飾区の南西部分の3分の1ほどの地区です。これはいわば「墨田区」的なキャラクター。ひと言でいえば「路地」の世界です。二つ目は区の北部(国道6号線以北)の3分の1。これは「埼玉」キャラクター、「農地」の世界です。三つ目は東部(国道6号線以南)の3分の1で、「千葉」キャラクター、「水辺」世界です。
以上の「因数分解」を整理す . . . 本文を読む
新聞によりますと、松竹が「男はつらいよ」の40周年記念プロジェクトを今夏から始めるそうです。そのうち葛飾区内で行われる予定のイベントは次のとおりです。
7月22日 「葛飾納涼花火大会」40周年記念花火打ち上げ(柴又)
8月2日 「葛飾柴又・寅さん記念館」渥美清十三回忌献花式(柴又)
8月27日 第1作「男はつらいよ」公開記念日・野外上映会(柴又帝釈天境内)
せっかくの機会ですから、松竹の企画 . . . 本文を読む